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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

日記

人生激変報告

お久しぶりです。シロイです。ほんとはそこまで久しぶりじゃなかったかもしれないんですが、なんか気分的にすごく久しぶりなのですというか、なんだこのごちゃごちゃした前置き。 実は入院してました。出産したもので。そんで退院もしたんですが、ご多分に漏…

自分の敵は自分だけど味方も自分

睡眠中に尿意を催すと、トイレを探す夢を見ます。 見つかったと思うと人が長蛇の列をなしていたりやたら汚かったりしてまた別のトイレを探すことになり、そうこうするうちに目が覚めて現実のトイレに行って解決、というのがいつものパターンです。 あれって…

カニバル・カーニバルその後

週末、母カイキ(仮名)から電話がありました。 離れて暮らす親子らしい何気ない雑談の合間に、母がぽつりとつぶやきました。 「そういえばあんた、ブログ久しぶりに更新していたね。かなりの長文で」 私はかすれた声で 「ああそうね。アハハ……」 と小さく笑…

はじまりはいつも雨。たぶん終わりも

私はよく傘をなくします。傘を買っても大体三ヶ月もてばいいほうで、大抵数回使えばなくします。 そもそも傘は嫌いです。あれは邪魔なものだと思っています。 持ち歩くのも嫌、さして歩くのも嫌。雨が降ってもできるだけ傘は持たずにでかけますし、傘を持っ…

近況報告さんにんぶん

シロイ・ケイキ ここ一年でシロイの近辺に何か変わったことがありましたかと問われれば、答えはイエスでありまして、シロイの勤務先は、この世界的大不況の影響をばっちりと受け、従業員はばっちりと大量に首を切られ、その切られた従業員の中に、ばっちりと…

魔女の一撃

シロイです。まだこのブログを見に来てくださっている方、本当にありがとうございます。おひさしぶりでございます。 気がつけば、ここも一年以上更新されていませんでした。 その間にも覗きに来てくださった方がいらっしゃるのでしょう。まことに申し訳ござ…

きんべんなうたうたいのおはなし その2

続きです。その1はコチラ。 特にサスペンスフルだったりエンターテイメントだったりする展開はありません。先に言っておきますが。 その後うたうたいはいつの間にかヘッドホンを使うのをやめて、普通にステレオから音楽を聴くようになっていました。心遣いを…

きんべんなうたうたいのおはなし その1

私のアパートの隣の部屋には、“勤勉なうたうたい”が住んでいます。 はたらきもののうたうたい 隣の部屋の男子大学生が、とにかくよく歌っています。 午前二時に 「すべての子守唄が嫌いになりそうだ……歌声聞きながらなんて眠れないよう」 などとぼやきながら…

携帯物語

半年前に買ったばかりの携帯を紛失した私が、泣く泣く新しい携帯を購入したときの話です。 「シロイさまの場合は、前回の機種変更から12ヶ月経過していませんので、こちらに表示されている価格に更に一万四千円プラスしての機種変更となりますが、よろしいで…

明ければめでたいワケじゃない

年末年始、我が身に起きたことをかるくまとめます。 クリスマス〜28日まで 風邪による胃腸炎で吐きまくり。水を飲んでも吐く始末。 パジャマの上にコートを着ただけの格好で病院に行き、羞恥心を使い果たす。 救急車を呼びたいとも思ったのですが、やはりた…

ぼくの美しいひとだから

シロイの実家にはヒメというメス猫(3歳)がいるのですが、彼女がたいそう可愛くてたまりません。ちなみに私がプロフィールで使っている写真はヒメの幼少のみぎりの頃のものです。 ヒメははっきり言って非常に器量よしで、稀なる美猫というか、たおやかな美…

モーニングは喫茶店の醍醐味

この世知辛い世の中を離れて、ひっそりと静かに暮らしたい…… みたいな願望は、いつの世のひとも心の中にそっと抱くものだと思います。 人里離れた場所に住まう仙人とか賢者とか魔法使いとか元政治家とかの話が多いのは、そのへんの願望を微妙に反映してたり…

私は教訓が好きだ

ガソリンが高くなりました。 「1リットル150円を超えるって!? ひどいなあ、車手放してよかったよ……」 「ほんとだよ。どんだけ維持費かかるんだよ。10リットルで1万5千円てことだろ」 「10リットルでいちまんごせんえん! 一回で4、50リッター入れるときだ…

思えばスポーツの秋

「運動不足解消のために、万歩計とか使ってみるのどうでしょう? 今、ゲームがついているのとかありますし」 という職場での会話がきっかけで昨日、「こんなゲーム付き万歩計があったら歩くぜ」というのを思いつきましたんで、メモしておきます。もしかして…

救済計画は挫折する

夢の中で夢と自覚しつつ、なにかものすごく天才的なアイディアを思いつきました。 「まずいっ、せっかく人類が私に向かって大感謝するに違いないこのアイディアなのに、目が覚めたらきっと忘れてしまう!」 というわけで、意志の力で無理矢理一瞬だけ覚醒し…

今朝起きたら

以前、友人に 「住み慣れているはずの自分の部屋をまっすぐ横切るだけのことが、なぜ無事にこなせないんだ。どうしてあちこちにぶつかりながら歩くんだ」 と聞かれたことがあります。私が知りたいですよその理由。テルミーホワイ。 そんな周囲との衝突を繰り…

虹のかなたに

今朝。 眠くて眠くて、今私の頭の中につまっているのは脳みそじゃなくておがくずだ、と確信しながら駅に向かっていた私は、眠気覚ましのために尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』を歌ってみました。 歌い始めてから三十秒後、しわひとつないスーツをばしっと着こ…

まわる回るメリーゴーランド

「BABY IN CAR だと?フ・ザ・ケ・ン・ナ」という記事を読んで、思い出したんですが、友人のエイライくん(仮名)は、一見すると話題のステッカーにそっくりなんだけどよく見るとそこに描かれているシルエットは赤ちゃんではなくて折り重なる二人の男女だっ…

今日の昼休み

弁当を買いにビルの外に出た。 よく使っている路上の弁当売りで買おうと思ったら、そのすぐ近くにも弁当売りがいた。 あきらかにそちらの弁当売りは苦戦中。売れていない。みな馴染みのあるいつもの弁当売りの前に並んでいる。 なんだか売れていない弁当売り…

ついさっき

手を洗ってからトイレを出ようとしたら、ごく当たり前のように壁に激突しました。「がん」という音を響かせながら。 しかもそれを用を済ませて個室からでてきたひと見られました。 鏡の中で彼女の口元が一瞬ひくつくのが見えましたが、次の瞬間彼女はぐっと…

いっそ薬指を切断してあげればよかったのかしらあ

昨日は、同僚の方たちと飲んだ帰りのことです。 見知らぬサラリーマンが話し掛けて追いすがってきました。 「すみません」 「すみません、今お帰りですか?」 「もう一軒ぼくとどうですか」 平日の夜からナンパって元気ね君、イイトシなのに、と思いながら、…

消えるひと

「この間、すごく怖いことがあったんだよ」 とセキゼキさん(仮名)が話し始めました。 「新宿で、気配がめちゃめちゃに異常なおばあさんがいてさ、腕には注射の痕がびっしり並んでいて、紫のワンピース着てて……そのひとのすぐ近くを通ったら、そのおばあさ…

泣くほど受験勉強が嫌か?

この間、「気がついたら中学三年生に戻っている夢」を見ました。 目を覚ますと、知らない部屋にいる……と思えばそれは昔住んでいた部屋である。 あの家はもう無いはず、壊されたのだから。おかしい。と思いながらふと新聞を手に取ると日付が古い。 鏡を見ると…

自分がどこから間違ったのかわからない

私が職場で、リーダーのカサキさん(仮名)と、きわめて日常茶飯事的社会の潤滑油的、毒にも薬にもならない無難会話をしようと試みていたときの話です。 何の印象にも残らない薄くて軽くて、おかげで絶対に胸焼けしないあっさり会話を順調に積み重ねることが…

花は桜で、桜は花だ

この間の土曜日は、桜並木の下を歩いて参りました。 そのとき思い出したのは于武陵の「勸酒」。 勸君金屈卮, 滿酌不須辭。 花發多風雨, 人生足別離。 君に勧む金屈巵(きんくっし) 満酌辞するを須(もち)いず 花発(ひら)けば風雨多く 人生別離足る と…

戦い済んでも日が暮れない

ハチミツひめ完結編を書こうと思っていた矢先に体調不良です。 背中は痛いし、風邪だし、腹痛いし、吐き気がします。 そしてこういうときって、頭が全然違う方向に働いちゃうのですよねえ。 書くべきもの、書きたいこととか、全部消えちゃって、私の頭の中を…

現代社会と親心

サリコさん(仮名)は二児の母です。 ふたりとも女の子です。トモリちゃん(仮名)とコヨリちゃん(仮名)。 で、私はサリコさんが夫のカンタロさん(仮名)と共に命名について話し合っている様子を、微笑ましく眺めさせてもらったりしたのですよ。 んでその…

駄目出しサンドイッチ

引っ越す前、私のアパートは、偶然にもH先生(仮名)の住まいの、すぐ近くにありました。 引っ越しを決めたら、新しいアパートが、偶然にもセキゼキさん(仮名)の家の、すぐ近くであることが判明しました。 どっちもピュアに偶然です。 こういうとき、私は…

見知らぬあなた(でもあなたは私のことを知っているのよね?)への手紙

拝啓 ジャパニーズ・ピーピング・トム様 春寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。 さて、このたび私、転居することとなりました。 理由は誰よりもトム様が一番よくご存知のことと思…

昇降する恐怖

友人のマオカ(仮名)が引っ越して、そこに遊びに行ったときの話です。 彼の引っ越し先のアパートにはエレベーターがありました。 そのエレベーターに乗り込むと、マオカがものすごく嬉しそうな顔で、 「いま気付いたんだけど、エレベーターに乗るとき、ひと…