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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

近況報告さんにんぶん

シロイ・ケイキ

ここ一年でシロイの近辺に何か変わったことがありましたかと問われれば、答えはイエスでありまして、シロイの勤務先は、この世界的大不況の影響をばっちりと受け、従業員はばっちりと大量に首を切られ、その切られた従業員の中に、ばっちりと私も含まれました。
私はわりあい流行に疎い人間なのですが、今回は流行の最先端にばっちりと乗ってしまいました。「私もあんなふうにファッショナブルに流行を乗りこなしたい」などとかつて考えたこともありましたが、こんな形で夢が叶うとは感無量です。
とはいえ、そろそろ流行の申し子という立場にも食傷気味となってまいりましたので、現在は大絶賛お仕事募集中でございます。
特技はマジックとブログでくだらない文章を綴ること、尊敬する漫画家は荒木飛呂彦、好きな連続殺人犯はエド・ケンパー、というプロフィールを持つ失業中のwebディレクターを雇ってみたい方はいらっしゃいませんか? ご連絡お待ちしております。



H先生

ここらで明るい話題をひとつ持ち出しますと、H先生はついこの間、ご結婚なさりました。
友人のL、テンコさん(仮名)と共に、結婚式に出席いたしました。
H先生は極真黒帯である一方で、総合格闘技の大会で入賞経験もおありになるという、打撃も寝技もバッチ来い!な格闘戦士でございます(本業は会社員)。
そんなH先生は教会のバージンロードをゆっくりと歩きながら花嫁様に近づいていったわけなんですが、それを見ていた私たちはその後、
「H先生のあのゆったりとした、重心を落として静かに移動する歩調は、格闘家のソレだったよね!?」
「あれは合気道のすり足動作から来てるんじゃない。そういえば以前塩田剛三先生の話をしてらしたものねH先生は」
「目つきも鋭かったわー。常に気を配られているかんじが伝わってきたもの」
と口ぐちに話し合いました。
結婚式の花婿が頼もしく見えるのは珍しいことではありませんが、H先生の頼もしさは、次元が違っていました。
花嫁のこれからを守ろうとする気構えが伝わってくるとか、そんな一般的なレベルではなく、教会の長椅子の下にひそんだ悪漢が日本刀を振り回しながら現れて暴れだしたとしても、花婿自らがまずブーケを投げつけて悪漢をひるませた後、極真の前蹴りで日本刀を叩き落とし、すかさずタックルして悪漢の両足を刈ると、悪漢のガードポジションをさばきつつ、返す刀でサイドポジションからのアームロックでフィニッシュ、そんな風に花嫁のみならず会場の参列客全員を見事守ってくださるのではないかと、そう思わせる頼もしさがにじんでいました。
H先生、ご結婚おめでとうございます。
聡明で優しい人柄のにじむ奥様と共に、末永くお幸せにお過ごしください。あと、次の大会での優勝も願わせていただきます。



セキゼキさん

セキゼキさん(仮名)は、諸事情あって現在休職中となってしまいました。諸事情の内容はメンタルヘルスとかの、やはり流行最先端系のアレです。
あと、しばらく前からシロイと付き合い始めました。
しかしながら、彼の休職理由とシロイは関係ありません。関係ない……ハズです。ないって言って。