本
八潮久道「生命活動として極めて正常」の読書感想です。
たいていの人間は小説を読んでいる最中に ●「女」が登場すると、人相風体の描写が一切なくとも「若い女」だと思い込む。 ●「若い女」が登場すれば、「若く美しい女」に違いないと思う。 ●だから、「女」や「若い女」が登場した直後に、 「女が振り返った。年…
「学問に王道なしという言葉がありますが、あれは間違っています。なぜなら学問において、すべての道が王道なのですから」 これは数年前に読んだある小説の中で主人公である助教授が口にする台詞なんですがー。 最近わたし、ちょっとショッキングな発見をし…
内容は、同意するところもあり、そうでないところもあり。とりあえず同性愛というものがまったく視野に入っていないあたり、世代の差を感じましたが。 しかし、 「情熱がさめた後もうんざりした後も一人の人間を愛し続けることが愛だ」 「多くの女と寝ること…
名言があまりに多い本でした。中でも 今、すごい、いいこと言ってます。みんな急いでメモって、コピーして友達に配りなさい。 はとても使い勝手がよさそうなので、ここにメモして記録しておきます。
芥川賞受賞作の『蹴りたい背中』は読んでいたのですが、『インストール』は未読。流行物に疎い人間は、こうやって時期を逸するのです……
面白かった〜。やっぱり物を書く人は、ある程度の毒を持っていた方がいいですね。
イラストギャラリーを見て、舞城先生は絵心もおありになるんだ、と初めて知りました。無知ですみません。舞城先生の作品は今まで『煙か土か食い物』しか読んだことないのです。『煙か土か食い物』はとても良かったです。 それにしても絵心あって文章も書ける…
『美人画報』の続編である『美人画報ハイパー』までもが文庫化されたというのに、今更『美人画報』を読んでいる私は本当に美に対する意識が低すぎると思います。
「断食中、もっとも辛いのは空腹よりも退屈」 という話は聞いていたのですが、確かに時間は余ります。というわけで、本を読んだ感想も、まめにまとめていこうかと思います。 入所後読了した一冊目は『殺人の教室』。 「宮部みゆき、乙一、奥田英朗ほかエンタ…
なんかものすごく今更なネタですけれども、「バトル・ロワイアル」それも第一作のほうについてちょっと話します。 そういえば、バトロワ2は観ていません。なんか一気にB級ぽさが増した気がして、観に行けなかったのです。バトロワが世間に及ぼす悪影響、特…