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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

生きざま要素の混入

昨日、用事があって、先輩Dに会いました。


「やっぱさあ、おれにとって、女性は外見大事なんだよな。そんで、そのことを否定したいだろうけど、否定しないで。だって、それは既におれの価値観だから、そこ否定されるとおれ、自分自身を組み立て直さなきゃならなくて、いろいろ大変だから」
「D先輩、正直ですね。金の斧をあげましょう。わかりました、この場では否定しませんよ。今ここで先輩の再構築が始まったら、私も厄介で困りますし。ただ、一つ伺いたいんですけど、男性の場合はどうなんですか、そのへん?」
「いや、男は違うよねえ、やっぱ。男は外見より、生きざまでしょう。かっこいい男ってのは、生きざまのことを指すものじゃないか」
「なるほどー。ところで先輩、『女がかわいいってほめる相手って、時々かわいくないよな。これだから女のかわいいは信用できない』って思ったことあります?」
「それはある。常にじゃないけど。でもたまに」
「そうですか、実は私も、今まで一度も口に出して言ったことないけど、『男の人がかっこいいって褒めるひと、たまに全然かっこよくないひと混ざるのなぜ?』って思ったことありますよ」
「えっ、そうなの?」
「うん、そうなの。つまり、男も女も同じなんすよ。どっちも生きざまベクトルで、かっこいいとかかわいいとか、評価しちゃってるときがあるんですよ、同性を。女だって、『女は外見じゃない、生きざまだ』って思ってるんです。全員じゃないけど。大体、D先輩だって、自分を外見じゃなくて生きざまで評価して欲しいからこそ、男は生きざまだって思うわけでしょ。そんなの、女だって思いますよ。若くて美しい時代なんて、一瞬なんだしさあ」
「な、なんだってー!?」
「そんで、生きざまなんて、最初に会ったときはわかるワケないから、外見だけとりあえず見て、『このひとのどこがかっこいいの?』とか、『この女、別にかわいくねえ。だから女の言うことは……』って思うんじゃないですかねえ」
「えーっ、考えたことなかったソレ」
「ああ、それは迂闊ですね」


なんかこの会話、妙に既視感あるなあ、と思ったら、最近ネットでみかけたこのへんのやりとりに似てるんですね。ちなみに私は、一条さんのこの意見にナルホドと思いました。
とりあえずポイントは、生きざまですよ生きざま。それが混入するから、事態は混乱するんです。
そして私は混沌こそを愛す者ですので、これからも生きざま重視で、気に入った女性をかわいいとかきれいとかべた褒めしながら生きていくつもりです。*1

*1:でも私も一条さんと同じように、かわいくないと思っている人間にはかわいいとか言わない。かわいいと思わなきゃ、言っても自分の気分が悪くなるだけだし。