ジャンプ感想19号
先週のジャンプ感想で、私は書きました。
銀魂というタイトルを入力するために、「ぎん」、「たましい」と入力するのは面倒。
ってね。
そしたら先日、父がにこにこしながら、
「おいケイキ、ためしにパソコンに『ぎんたま』っていれてみろ」
とか言ったんです。そんで私がその通りに「ぎんたま」って入れたらちゃんと「銀魂」と変換されたんです。
うわあー、お父ちゃん、なんて親切なんや！ と感動もしたのですが、それ以上に
「つーかダディ、私のジャンプ感想読んでんの？ なんで？ あなたジャンプそのものを読んでないじゃない」
というひっかかりが大きかったです。
まあいいや。
とにかく今日も世界は平和です。
真説ボボボーボ・ボーボボ
善滅丸ってコレもしかして、ジキル博士が発明したあのお薬なんじゃないの？ ジキル博士も悪のハイド氏に変身したときは超気持ち晴れやかで、超楽しかったから、超クセになったとか言ってたしー。でもジキル博士がお薬のんだときは、見た目まで変形して別人になってしまったはずなのに、へっくんの外見はそのままですね。薬が発明されたのが十九世紀だからその後イロイロ改良されたってこと？ 技術の進歩はまことめざましいものですなあ！
NARUTO
大蛇丸の住処って、しみじみ冬は冷え込みそうですね。暗いし、石造りだし、暖房設備が貧弱そうだし。忍者ってのは厳しい修行に耐えて人一倍すさまじい鍛錬をしているから寒さなんてへっちゃらさ！ ってことなのでしょう。だけどソレにしたって、サイくんの部屋の照明が蝋燭一本というのはあまりにもあんまりだと思います。じゅうぶんな明るさを確保した状態で作業をしないと視力がぐんぐん悪くなるし、忍者というのは職業柄、サンコンさん並の視力が必要なんじゃないでしょうか……と書いた直後にカブトさんが眼鏡かけていることに気付きました。あれ、これはどういうことだろう……わかった！ カブトさんはきっと遠視なんだ。もしくは伊達眼鏡。
ワンピース
飽食の現代日本に生きているひとが皆思ったように私も、「生・命・帰・還」で自在に痩せたり太ったりしたいなと思いました。この能力を身につけた状態でケーキバイキングに行ったりすれば、それはもう夢のように甘味を味わい尽くせるに違いないし！ でもその能力を身につけるためには風と露しか飲み食いできない二千年の月日が必要だと知って胸は悲しみでいっぱいに。一度のケーキバイキングのためにそんな超絶な日々は過ごせないよ……世の中やっぱり、そんなに上手くはできていないようです。と書いたところでこれがすべて漫画の話であることを遅ればせながら思い出しました。変な夢を見るのはよそう。
銀魂
今週からは「ぎんたま」と入れただけで「銀魂」と変換されるわけですから、無駄に銀魂という単語を連発してみたいと思います銀魂（←語尾としての銀魂使用例）。それにしても今週はセレブネタとか、「オメーはホントに我だな」とか「誰が義弟？」とか、面白いところがイロイロあったはずなのに、柳生100%が登場した瞬間にすべて消えました。インパクトでかすぎるよ、柳生100%。みんなそんなにいちご100%が好きだったのか。
リボーン
ボスと門外顧問がそれぞれ自分の息子を後継者として押すっていうのは、なんか子ども可愛さに溺れている印象があってさみしいっすねー。それぞれが相手の息子を押すという展開の方が熱くて立派な気がするんですが。そういう熱くて立派なギャングスターにこそ、少年は憧れて黄金の風を吹かせるんじゃないかと思うんですけど、どうかしら。でも我が娘を殺そうとしたどっかのマフィアのボスに比べれば親子の情があるだけ何倍もマシかー。
メゾン・ド・ペンギン
表紙の恋愛講座が意外とまともな内容でしたね。真に受けても構わないくらいにマトモ。それなのにそれがギャグになってしまうというのはやっぱり「美人に化粧についてのアドバイスを受けると従うが、ブスが相手だと同じ内容でも疑ってしまう」というのと似ているようでちょっと違う現象なんでしょうが、でも似てるなあ。
BLEACH
私の知り合いにコバヤシ・サチコという名前の女性がいまして、かの有名な小林幸子さんとは字が違うのですが、同じ名前で、本人は昔からその名前のことでは延々とからかわれ続けてきたらしいのですね。
「サチコさんが生まれたときには小林幸子さんは既に有名な歌手だったはずなのに、どうして親はそんな名前をつけたんだろうね。娘が将来からかわれるのは分かり切ったことなのにね」
「やっぱり悪意があったんじゃないですか。娘に対して」
という会話を以前知人と交わしたことがあったわけですが、今週のBLEACHを読んで、そのことを思い出しました。この息子にラブと名付けた親は本当にひどい悪意を持っていたに違いない。許せない。でももしかしてラブくんには「ピース」という名前のきょうだいがいたりするのかしら。そこまで徹底した親なら逆に許します。
ムヒョロジ
人を吸ったら快感て、もうコレクターとか関係ないやん。ただの食いしん坊ばんざいじゃん。トコレクションを吸い込んじゃったらその一瞬は快感かもしれないけど、もう二度と鑑賞できないんだよ。そこに気付かないなんて、トーマスさんはコレクター失格です。
……などというと「それ以前にあのひとは人間失格だよ」というツッコミが入りそうですが、多少人間として踏み外しているくらいのほうがコレクターらしいと思うので、そこは別にいいんです。犯罪的コレクターばんざい。
こち亀
「洋服のモデルってなんで手足が長くて小顔でかっこいいやつらばっかりなの？ あいつらを見てるとおれとは別の生き物ってかんじがするから、おれはファッションする気が起きないんだよ。おれと同じような日本人体型のかっこわるいモデルがかっこよく服を着ているファッション誌があればオレだって興味を示してもいいよ」
みたいな意見を以前どこかのサイトで見かけた記憶がありますが、今回の両さんをモデルに起用大作戦はそういうコンセプトのお話だったんでしょうか。だとするともしかして秋本先生はネットで非モテ関連の話題もチェックしていたりするんでしょうか。油断ならない。
DEATH NOTE
「魅上の家は警備が厳重で入り込めません」という描写があったはずなのにどうやってノートをすり替えたの？ という疑問に対する今週の答えは、「魅上の家より銀行の貸金庫は警備がゆるいからね。そっちをすり替えることはできたんだよ」というものでした。ええーっ、個人の邸宅より警備のゆるい銀行ってどんなんだよ……てゆーか銀行より警備が厳しい個人の邸宅のほうこそどんなんだよ。そんな異常なまでの警戒心を抱えた魅上くんはどっちみち、今回捕まらなくても長生きできなかったと思うよ。
アイシールド21
雪光くんの秘密兵器能力がこういうタイプの能力で本当によかったですよね。これが特殊な身体能力だったりしたら、作品のジャンルがだんだん変わって、能力バトルっぽくなってしまいますからねえ。ひとあんしんです。
GALAXY
あれ、今週の読み切りもけっこう面白い。珍しいなあ、これだけ面白い読み切りが続くのは。HANDSのほうが私は高く評価しますがGALAXYも面白いっす。それにしても3万語の中にはちゃんと地球の言語が含まれているんですかね。
「宇宙の救世主なら、地球の言葉はそれほど重要じゃないジャン」
という理屈で英語やイタリア語や中国語は含まれていないので相変わらず天川くんはテストのたびに苦労しましたという展開を私は望みます。そうじゃないと羨ましすぎるから（ひがみ根性）。
ネウロ
焦ってないですよ 俺を焦らしたら大したモンですよ
のコマのあまりの気持ち悪さに泣いてしまうところでした。イヌミミのサイとか、かっこいい笹塚さんとか、凛々しい笛吹くさんとか、いろいろメモリアルしたい画像がたくさんある週なのに、どの絵よりも深く記憶に刻みたいのは絶対にこのキモ絵。何度も思い返して眺めてしまうのもこの絵。サイに瞬殺されたとしても大丈夫。君の勇姿はちゃんと私の記憶のド真ン中に立っちゃっています。ビバ。
ツギハギ漂流作家
この世界の作家って、独学では絶対になれないもんなの？ それにしても西公平先生の下ネタは、なんかいつもうんざりさせられるなあ……銀魂や太臓の下ネタには笑えても、この漫画の下ネタには笑えないのは何故なんでしょう？
みえるひと
あ、瞬歩だ。
太臓もて王サーガ
私は女子高出身なので、女子が少年ライクな女子に憧れる気持ちというのがある程度理解できて、私自身同じクラスのボーイッシュ少女を見るたびにまぶしさを感じた記憶が胸の底に眠っているんですが、そんな人間から言わせて貰うと、紋さんの胸はでかすぎます。
というのは、私がボーイッシュ少女に対して抱いていた淡い気持ちがどんなきっかけで潰えてしまったかというと、夏服に切り替わったときにボーイッシュ少女の胸が意外と大きいことに気付いたからなんですよ。
「あ、胸がけっこうある。あ、ブラヒモがブラウス越しに見える。やっぱりこの子、ちゃんと女なんだよなあ……萎えた」
というどうしようもない記憶。
女子に愛される少年ライクな少女は胸がツルペタじゃないと駄目なんですよ！……と無駄に力説してしまう自分が嫌だ。
タカヤ
渚ちゃんは一国の王なんでしょ？ だったら姫とよびかけるのおかしくない？ などと比較的どうでもいいところから突っ込んでみましたが、それにしてもこの姫のこの格好はちょっと慎みがなさ過ぎますね。やんごとない身分の女性はもっと全身の肌を覆ってくれないと。そんでもって時々ちらっと見える肌でこちらをどきどきさせて高値感を演出してくれないと。
ピューと吹く！ジャガー
去年のパーティは一体だれが出席したんだろう。気になる。
