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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

家事と感謝のゲーミフィケーション

先日、友人が
「喧嘩になるとパートナーが『あなたは家事をなにもやってない』と言ってくる。実際には分業してるのに、そういうことを言われるとすごく落ち込む」
という話をしていました。友人夫婦は三十代でホワイトカラー共働きです。
話をききながら解決が難しいなあと嘆息するだけだったのですが、その後うだうだ考えているうちに一つ思い付いたことがありましたので、書いておこうと思います。

解決案のごあんない

この手のクレームは夫婦間で家事レベルに差があるから起こってしまうとよく言われています。
「標準的な夕食とは一汁三菜、ただしパスタ、カレーなどの場合をのぞく」という夫と、「ハムエッグ丼と豆腐丼を交互に用意するのがやっと」という妻の分担というのは、「公平」になりづらいのです。
もしも
「うちは家事の負担は平等だから。夕飯の支度も半々ずつやってるし」
みたいなことを簡易丼ローテ丼妻が誰かに話しているのをきいたら、一汁三菜夫は「イラッ」とするんじゃないでしょうか。
「いやいや、確かに先週の君は三回夕食作ってくれたけれども。あれくらい作ってるうちに入らないよ! 全然負担が平等じゃない!」
という気持ちになっても仕方ないでしょう。


でもね。
簡易メニュー繰り返し妻のほうにも、言い分はあるんですよ。元々家事の経験がほとんどなくて、食べることにもあまり興味がないから、料理を作ることが基本的に苦痛で。
それでも夫にばかり作らせるのは申し訳ないから試行錯誤の末に丼ローテーションに行き着いて、最近は味噌汁添えたり、おひたしとかきんぴらとかちょっとした副菜に挑戦してみるときもあって、そうやって自分なりの進歩や思いやりの結果として夕飯を作ってるのに! 「あれくらい」とか否定しないで欲しい! というわけでついつい
「私はもっと簡単なものだけでも全然構わないのに、あなたが自己満足で勝手に一汁三菜作っているだけだよね? そんなこと言うなら、私もう作らない。勝手にすれば」
などと言い返してしまって、悲しい争いが始まるのですよ……


んでもってこういう家事のレベル差が原因の争いは結局、「高いほうが低いほうを慮るしかない」ということになることが多いです。仕方ありません。低レベルの人間が高レベルの人間に合わせることは、ものすごく難しいですから。
妻よ、家事能力の低い夫を叱らないで  :日本経済新聞
一般的には家事をあまりしない夫とそれに苛立つ妻、という構図が多いようですね。


だけどなんとなくこの結論もすっきりしない部分があるというか、一汁三菜夫ならばこう言うでしょう。
「あのさ。ちゃんとやってるのはおれなのに、ちょっとダメ出しされたからっていきなりやる気なくすとかなんなの? 『私もう作らない』って、子供じゃないんだからさ。仕事だったらそんなの許される? 結局甘えだよね。やってもらえるっていう。それなのに歩み寄るのはこっちなわけ? 優しく誉めてやる気出させろって? こっちはずっとちゃんとやってるのに、別に誉めてもらってないよ? 誉めてもらわなきゃやらないとか、そんなこと言わないよ?」
私はこの一汁三菜夫の不満も、無視したくないと思うんですよね。そりゃパートナーの家事レベルが徐々にあがっていけばやがて解決する不満かもしれませんけど、それまでは我慢してろってのもなかなか乱暴な話じゃないですか。
簡易丼ローテ妻も一汁三菜夫も共にそれなりの満足を得られる方法を、ぜひ考えてみたいのです。


そんで思ったんですよ、「家事の評価って基本的に減点法だよなー」って。
基準を満たせないとどんどん減点されて、60点以下だと落第だから0点も同然みたいに扱われるのがよくないんじゃないかなあ、と。
一汁三菜夫は妻に向かって言いました。「あれくらい作ってるうちに入らないよ」と。
つまり簡易丼ローテは合格点とれていないわけです。だから、その家事はゼロとしてカウントされてしまいます。
これはよくないですね。
そりゃあ今は完璧じゃなくて駄目なところもあるかもしれないけど、でも私がやったことはゼロってわけじゃないでしょ? ゼロみたいに扱われるのは辛いよ。というのが簡易丼ローテ妻の言い分ではないでしょうか。
もちろんそのとおりです。簡単ごはんだから評価ゼロというのは、到底正当とは言えません。
簡単だろうと手抜きだろうと、作ったのであればそれなりの評価はすべきです。


ですがここで合格点を引き上げて簡易丼ローテを満点として評価するのは、一汁三菜夫にとっては辛い話です。
だって彼は、妻の三倍ほど手間暇かけて夕食を用意しているのです。なのに彼の家事は妻と同じく「一食分」としてカウントされるだけ。決して「三食分」としてカウントされることはありません。
これもまた、公平とは言えません。このような状態が長引けば不満は少しずつ降り積もっていくでしょう。


というわけで、今必要なのは新しい家事評価システム! 「一食」ずつのカウントじゃない、手抜きごはんでも認められるし、手の込んだごはんならもっと認められるようになれば二人共ハッピーに過ごせるんじゃない? ということで私は「家事」と「感謝」のゲーム化を提案します。

「家事」部分のゲームシステム

家事を細かくリスト化してそれに全部ポイントをつけ、どんどん加点法で評価していこうという、それだけのことなんですけどね。
たとえば夕食関連のポイントであれば、

  • 簡易丼作成…7ポイント
  • 炊飯器セット…3ポイント
  • 汁物作成…5ポイント
  • 主菜の作成…7ポイント
  • 副菜の作成…5ポイント

といった具合に決めます。
簡易丼ローテ妻は、一食用意するごとに7ポイント稼ぎます。これで彼女は自分の業績を「やったうちに入らない」などとゼロカウントされることがなくなりました。
そして一汁三菜夫は一食用意するごとに22ポイントという高得点を叩き出します。妻の三倍はがんばっていると自負する彼にとってポイントも約三倍ですから、満足がいくことでしょう。
このポイントシステムはもちろん、他の家事すべてに応用できます。

  • ハンディモップで棚などの埃をはらう…1区画ごとに2ポイント
  • クイックルワイパーをかける…1区画ごとに3ポイント
  • 掃除機をかける…1区画ごとに3ポイント
  • 洗濯して干す…5ポイント
  • 乾いた洗濯物を取り込む…2ポイント
  • 洗濯物をたたんでしまう…5ポイント
  • アイロンをかける…1枚ごとに4ポイント

などなど。
上記のポイントは私が今適当に思いついてつけたものです。実際には、各家庭の状況に応じて適当につけてください。
ただし「朝食の用意」や「家全体の掃除」などのような大まかな単位ではなく、家事をできるだけ細分化することをおすすめします。


細分化には以下の狙いがあります。

  1. 家事の敷居を下げる。敷居が高くなってしまうと、家事が苦手だったり時間がなかったりする人間のモチベーションが下がってしまいますので。小さくて簡単なことがたくさんあるほうが、手をつけやすいです。
  2. 小さな家事でもきちんと評価するため。これはモチベーションを保つことに繋がります。
  3. タスクの洗い出し。往々にして家事レベルの低い人間は、やるべきタスクがきちんと見えていなかったりします。見えないものはやらないので、結果的にレベルの高い側から見れば「やったうちに入らない」中途半端な家事になってしまうわけです。家事を細分化したリストがあればタスクの可視化が進み、レベル差を埋める助けとなります。属人的に処理されていたタスクの引き渡しも可能となり、家事の平準化が進むんじゃないでしょうか。
  4. 家庭内の連携・連絡の強化。細分化によって家事を手分けすることが容易になります。パートナーのポイント獲得状況を確認すれば家事の進行状況が明らかになりますので、お互いの穴を埋めてフォローしあうのも簡単です。


また、あらまほしき家事にはボーナス加算をつけましょう。
晩ごはんが一汁三菜の条件を満たした時には、コンボボーナスがプラスされて、22+8で計30ポイント獲得できるとか。
野菜が豊富だったり油の使用を控えたメニューのときはヘルシー加算、節約メニューで上手に食費を抑えたときはやりくり上手加算、残り物や余り気味の食材をうまく消費したら在庫一掃加算などなど、プラスポイントをがんがんつけます。
もちろん他の家事にもボーナスを設定します。
アレルギー対策のためにはハンディモップ→床の雑巾がけ(ウェットのクイックルワイパーで代用)→掃除機の順で掃除するのが良いと言われていますので、そのとおりの掃除をした場合にもやはりコンボボーナスが4ポイント発生して1区画ごとに12ポイントになるとか。
やるべきだ、なぜできないと追い込まれるより、目標を達成することによりボーナスポイントで労われる方がストレスになりづらくモチベーションアップに繋がるのではないでしょうか。



「感謝」部分のゲームシステム

毎日ポイントを集計して、その日の勝者には「今日もありがとう」と敗者が声をかけて、労いましょう。
ゲームは何かが賭けられている方が圧倒的に面白いもの。勝者は報いられるべきなのですから。


そんでその「ありがとう」の声をかけるときに、ですね。
たとえば夕食後のゆったりした時間にコーヒーを淹れたり、今の時季なら梨なんか良いですかね、季節の果物を剥いたりして、感謝の言葉を添えながらそっと差し出すといいかんじじゃありませんか?
感謝って難しいですからね実は。照れくさいとか、わざとらしいとか、そういう気持ちが邪魔して、「ありがとう」と思っていても言えなかったりしますからね。
でもこれは、ゲームですから。敗者の義務であり、勝者の権利ですからね。そういうシステム上決められたことならば、やりやすくはありませんか?
そんでまあ、感謝して感謝されてってのが頻繁にされてる状態ってのはいいもんだと思うんです。仲良き事は美しき哉。たとえそれが、ゲーム上のことであってもね。


更にゲームを白熱させるために、週ごと、月ごとの褒賞もあるといいですよね。
憧れのレストランに連れて行ってもらうとか。
相手よりも圧倒的に自分好みの映画を一緒に見に行ってみるとか。
勝者のちょっとしたワガママを、敗者がその都度叶えるのです。ワガママを通したくなったら家事をがんばって、その週や月の勝者を目指せばよい。


そんで、一年を通してチャンピオンになった場合は、褒賞もぐっと派手にしましょう。
自分はすっごく欲しかったりやりたかったりするんだけど、パートナーが決して良い顔をしないだろうな、と予想がつく何かってあったりしませんか。
PS4欲しいとか。
ロードバイクのカーボンホイール新しくしたいとか。
エステ通ってみたいとか。
長編アニメの全49巻のDVDのセットを今更ながら買いたいとか。
そういうものを賞品にするのです。反対を押し切って通った願いというのは後ろめたさが残ったりますが、勝者の正当な権利であれば気持よく楽しむことができます。
「冗談じゃない、49巻のDVDはどこに置くつもりだよ!?」
そう思うのであれば、自分が勝つことを目指しましょう!
そのくらい真剣にプレイしたほうが、ゲームというのは面白いものです。



必殺技システム

勝敗が決まりきって逆転の目がない状態になってしまえばモチベーションも下がるし、ゲームもつまらなくなりますよね。
大丈夫。
そんなときこそ、必殺技の出番です。

  • 換気扇の掃除
  • 窓ガラス磨き
  • 網戸掃除
  • エアコンフィルターの掃除
  • 障子の張替え
  • おせち料理の作成(すべてひとまとめにせず黒豆、昆布巻き、伊達巻、栗きんとんなど何を作るかによって分けるのが吉。年末限定の必殺技)

など、やるのがたいへんで滅多に実行されない家事を必殺技として設定し、たとえば一度に200〜500ポイントほど稼げる設定にしましょう。
こうすれば、休日に差をとりかえすことができます。


ただし、必殺技は連続使用に向きません。。
たとえば換気扇掃除は一回400ポイント稼げますが、その後は掃除をしても一度に10ポイントしか獲得できない状態になり、これが二週間続きます。
その後、二週ごとに30ポイント、50ポイント、70ポイントと徐々に回復し、二ヶ月経過すると再び400ポイント獲得できる状態に戻ります。
なぜ必殺技にこのような縛りをもうけるかといえば、パートナーが「週末になると換気扇を掃除するだけの人」になってしまい他の家事をほとんどやらなくなるというのは、望ましい事態ではないからです。換気扇をそんなにしょっちゅう掃除する必要はありませんし。
だいたい、必殺技というのは安易に連投するとゲームが盛り上がらないんですよ! だからこそ巷のゲームはゲージを貯めないと発動できないようにしてるわけで。
その他の必殺技についても、ポイントとその回復条件は任意に設定してください。
障子の張替えでしたら穴が開かないかぎりはポイント獲得できない設定にしないと無駄が出ますし、窓ガラスは雨が降ったらポイントが一気に回復する設定にしたほうが美観を保ちやすいでしょう。
あとは、換気扇掃除した翌週末にはガラス磨いて、さらに翌週には網戸掃除して、その次はエアコン掃除、更にその次は庭の草むしり……といった具合に必殺技をぐるぐる回していけば、自然とポイントが回復して美味しい稼ぎになるはずです。


また、「キャラクタ固有必殺技」を設定すると、ゲームは盛り上がるかもしれません。
「あなたの作る三時間煮込むロールキャベツ。あれ、絶品よね」
みたいな好評だけれど作るのがたいへんな得意料理を、その人だけが使える必殺技として設定するのです。
手芸やDIYが趣味の方は、家族に頼まれて何かを作ったらそれが必殺技。ただし、頼まれていないのに勝手に作った場合も必殺技認定するかどうかは、それぞれの家庭で話し合ってください。

それでも勝てない場合は

「帰宅時間が全然違うから、勝負にならない」
「年度末になると仕事が立て込んで家事どころじゃない」
そもそもこのゲームは、共働き夫婦で双方にある程度の時間的余裕がある家庭じゃないと向いていないと思うんですが(片方専業だったらワンサイドゲームすぎるし)、拘束時間の偏りがあってもやってみたい場合はハンディを設定してみましょう。
多忙なほうは毎日30ポイントずつ獲得ポイントが上乗せされるとか、獲得ポイントが常に1.5倍になるとか、そういうかんじですね。
あ、ただし「自分のほうが家事レベルが低いから」という理由でハンディを設定するのはおすすめしません。それをやっちゃうと、上達することを避けちゃいますから。


あとは、多忙でも稼ぎやすい細かい家事とボーナスの設定をおすすめします。

  • タオルの交換…1枚ごとに1ポイント
  • 床に落ちてるものの片付け…一部屋ごとに2ポイント
  • ゴミ集め…2ポイント
  • ゴミ出し…1ポイント
  • 惣菜を買って帰る…2ポイント

小さい家事でもある程度こなしてあるとそれだけで部屋がすっきりしたりするものです。
ですから、一つにつき1〜2ポイントしか稼げない家事であっても、それが一定量を越えたら「塵も積もれば山となる」ということで、コンボボーナスをつけるのです。小さな家事で5ポイント以上獲得した場合はそのポイントが1.2倍になり、7ポイント以上獲得したら1.5倍になるとか、そんなかんじで。
また、出勤前に家事を一定量こなしたらプラス10ポイントになるアーリーバードボーナスを設定するなんてのもいいですね。
朝起きて、洗面所と台所とトイレのタオルを交換し、ゴミをまとめて出せばチリツモボーナスとアーリーバードが両方発動して18ポイント獲得! 余裕があったら更に寝室と居間をざざっと片付けて25ポイント! 繁忙期ハンディでポイントが更に1.5倍で37ポイント(小数点以下は切り捨て設定)! といった具合に稼いで、週末に時々必殺技を繰り出せば、それなりに勝負になるんじゃないでしょうか。



ペナルティ

「その日はダンナは休みで、私だけ休日出勤しなくちゃいけなくて。朝食は私が用意して、ダンナがそれ食べてるの横目で見ながら、慌ただしく出勤したの。そんで夜になってやっと帰ったらダンナが『おかえり。早くご飯作って。おなか空いたよ』って。そこまでは平気だったの。でもね、流しの中に朝食の食器がそのまま積まれていてたときに、『もうやめよう』ってすとんと思った。かぴかぴになった食器見ながら『せめて水につけてくれたらいいのに、こんなふうになったら洗うだけで大変なのに。この人は水を出す手間すら惜しんで、私が働いている間何をしてたんだろう』って考えて、離婚を決意したの」
って話をですね、以前きいたことがありまして、その離婚という決断が正しいかどうかは置いといて、気持ちわかるなあとは思ったんですね。
水につけられず放って置かれた食器ってのは、確かにすさまじいイライラのもとになります。


そんでこういうのは、細かくあげていくといろいろあるわけです。
丸まった状態で洗濯機に放り込まれた靴下とか。
脱ぎっぱなしで床に落ちた服とか
トイレットペーパーを交換した後の芯だけが床に置いてあったりとか。
放り出された郵便物。読みかけで伏せられた雑誌。寝る前にホットミルクを飲んだマグカップがそのままテーブルに出しっぱなし。
些細だし「いいじゃんそのくらい」とか言われちゃうんですが、「そのくらいって言うんならお前が片付けろや」という怒りがこみあげてきちゃったりしてね。
だけどまあ、些細な事だからこそいちいち喧嘩するのもバカバカしい。


というわけで、この手の行為はペナルティとして設定し、マイナスポイントがつくようにしましょう。
そしてまた、パートナーのペナルティを発見してリカバーした場合には、こちらにプラスポイントがつくようにするのです。
こうすれば、やらかしてしまった側がソンをして、リカバーする側がトクをしますから、腹を立てる必要がありません。
「愚かだなー、これで家事ひとつ分、ポイントなくなっちゃったよ」
と冷笑して、淡々とポイントを稼げばよいのです。



パートナーがやる気を出してくれません

これはずばり、年間チャンピオンの優勝賞品を工夫して乗り切りましょう。
たとえばパートナーがひと目を気にするシャイなあんちくしょうでしたら、
「私が勝ったら、ディズニーランドに一緒に行きたい。そしてシンデレラ城の前でキスをしながら愛を囁いて、みんなに羨望の眼差しをむけられたいの」
とかなんか言っちゃうわけです。
これ、嫌な人は嫌ですよね。私も真剣に嫌です。回避するために、真剣に頑張ってくれるんじゃないでしょうか。
「でもそれじゃ私が負けちゃう」
ほほう、勝ちたいのですね。それはいいことです。勝利を目指して真剣に取り組むべきですからね、ゲームというのは。
ならばこうしましょう、優勝賞品のグレードがポイント差によって変わるようにすればいいのです。
勝者と敗者が僅差で決まったら、焼き肉を一回奢ってもらう。
僅差とは言えないけど大差とも言えない程度の差で決着がついたときは、、ジミーチュウのパンプスを買ってもらう。
ふざけてんのかてめー途中からやる気なくしたろ的な大差がついたなら、シンデレラ城で羞恥プレイ。
本当に欲しい賞品は敢えて二番目のグレードに設定し、パートナーが真剣に嫌であろう賞品を最高ランクに設定すれば、美味しい思いができるんじゃないでしょうか。



というわけで

友人Sよ、話を聞いているときは何も力になれず本当に申し訳なかったのですが、その後こんなゲームを考案してみました。
実際には、このゲームを生活に取り入れるのは難しいとは思うんですが、ゲームのつもりでやってみることで見える部分もあるんじゃないかと思いまして。
Sの場合は「家事をやっていない」という不満をパートナーがお持ちのようなので、家事をリスト化してタスクを細かく洗い出すことがもしできれば、不満解消の糸口が見えてくるんじゃないかと期待します。
そんでSの脳内だけでこっそり家事のポイント戦を行って、パートナーが勝者のときはルールにしたがってねぎらったりしたら、喜んでもらえるかもしれませんよ?