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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

そうだ、断食に行こう

はじめに

私シロイは先月、ちょっと断食をしてまいりました。実はこれは人生二回目の断食でして、2006年5月にも断食を行ったことがあります。


さて。
断食療法ってのは、いろんなところがやっていまして、いろんなプランがあるのですが、前回断食する前に調べてみたところ、大体こんなことがわかりました。

  1. 断食で変化した身体を急激に戻すと、負担が大きく、ゆっくりと戻していくのが安全である
  2. それゆえ断食療法は断食そのものよりも、断食後の回復食の段階が重要である
  3. 1泊2日、3泊4日、約一週間などの短期プランもたくさんあるのだが、安全な断食には回復食の時間をじゅうぶんにとることが望ましく、できれば二週間以上のプラン(断食前の準備段階2日、断食6日、回復食6日)にするのがベスト。

というわけで2006年、私は二週間の断食に挑戦したわけですがー。
そこでナニがあったのかナニもなかったのか、断食真っ最中の人間が脳に栄養が回らないまま書いた文章が読みたい方はコチラからどうぞ。


断食中はアタリマエですが空腹が辛いので、もう二度とやらない、と思ったりするのですが、終わってみると不思議ですね、すごく断食が恋しくなります。
あーまた断食いきたい、できれば二週間以上の長期プランがいい、でもそんなに休んだら仕事がどうなるか、ああどうすれば満足のいく断食ライフが送れるのだろう、と考えたりするわけです。


ということで、この3月に「事業縮小による退職勧奨」とやらでクビを切られることが決まった私が、最初に考えたのは
「てことはつまり、私はこれで断食に行けるんじゃん!」
ってことなんでした。いやもちろんこれから人生どうなるのよ問題とか、世界不況まことに恐ろしうございますとか、その手のことも頭をよぎりましたけど、でもそーゆーこと考えたから不況や人生が好転するわけではないのでー。
とりあえず私が断食に行っても行かなくても今後の人生や世界の不況に更なる悪影響が及ぼされることもないだろう、だったら行っちゃえ、と思ったのでした。
んで、今回は2回目の断食の様子をざざっと振り返りながら、断食についてアレコレ思ったことをまとめてまいります。


ちなみに、前回、今回ともにお世話になった断食療養院は、奈良県生駒市の静養院でございます。
静養院のwebサイトはコチラでございます。
今回、私は休職中のセキゼキさん(仮名)と一緒に行ってきました。実は、静養院は二人以上で利用すると、料金が割引になるのです。

空腹って辛いんですかときかれたら

大抵の方は断食が開始して2日くらいであまりお腹が空かなくなり、お腹が減って辛くてたまらん、となるひとは少ないようです。今回はセキゼキさんがそうでした。
しかしシロイの場合は前回もそうだったのですが、いつまで経っても空腹感は消えず、むしろ時間が経てば経つほど増していくかんじでしたので、せつなさ大爆発でした。うん、ほんと、辛かったな。
というわけで、空腹の感じ方は個人差があるようです。
私は自分が空腹で辛いのに、「もうお腹すかなくなったなー」などと言い出したがったセキゼキさんが、勝手ながら妬ましくも憎らしく、断食中はずっと
「カレーパンが食べたい。カレーパンを食わせろ。セキゼキ、今すぐ目の前にカレーパンを出せよおおおおおおううううううううう」
などと理不尽にからんでおりました。
同行者の人選は慎重に行いましょう。

アタリマエですが体力が低下します

滞在中は何回か散歩に出かけたのですが、断食が始まって3日目くらいから、まともな散歩ができなくなります。そもそもスタッフの方も「今はやめたほうがいいです」と止めてくださいます。
「いやいや大丈夫ですよ」
と反対を押し切って出発した私は、上り坂を数十メートル進んだ時点で、
「ごめんなさいもう帰ります。どこでもドアで部屋に戻して!」
となりました。
健康体というか、普通に食事をしている人間は、かなり体力がない運動不足なひとでも「疲れたもう駄目」と言い出しても、本当に駄目になるわけではありません。
「疲れたもうだめえ……ハーッハーッ……(10分経過)……歩きたく…ない……ゼハーッゼハーッ……(さらに5分経過)……まだ歩くのお……ゼハハーッゼハハーッ……(もはや無言で20分経過)……着いたー、やったー、あー疲れた」
みたいなかんじで、もう駄目とか疲れたとか言い出すのはウルトラマンでいうところのカラータイマーが点滅し始めた時点の話で、それでもピコンピコンいいながらもうしばらくは動けるのです。怪獣倒すクライマックスもカラータイマーが点いてからですもんねー。


これに対して断食中の人間は、カラータイマーが点滅し始めるのも圧倒的に早いうえに、一回ピコンと点滅したら、既に時間切れってカンジです。
「じゃあ行ってきまーす……(2分経過)……もうだ…ガクッ(いきなり歩けなくなってうずくまる)」
あ、自分疲れているかも、と感じ始めたら一秒と立たないうちにその場にしゃがみこんでしまったりするのです。もうだめ、の最後の「め」すら言い切れない。


厄介なことに、6日間程度の断食では、じっとしている間は、自分自身の認識が健康体のときとあまり変わらないのです。だから大丈夫、と思ってしまう。
ウルトラマン比喩を引き続き使いますと、動かないでいれば、胸カラータイマーはちゃんと青のままなので。
なので、断食中のウルトラマンが普段なら2分は青、点滅してから1分活動できるよね、と思って歩き始めると、実はもうそのタイマーは青が10秒、赤は1秒しかもたない状態に変わってやがるのでした。
なので、回復食が始まるまでは、身体は大事にいたわりましょう。マジで命に関わるんじゃないかと思いマス。


しっかし、そう考えると減量中でもトレーニングは続けるボクサーってほんとにとてつもない人種ですね。尊敬します。

燃料がないから、身体がとても冷えます

断食を始めるまで意外と気づかないことの一つに、寒さの問題があります。
断食中で飢えている身体は、すごく寒がりになるんですよ。そのことに気づかないで軽快な服だけ持っていくと、かなり辛いことになります。
そういえば、すごく寒いときに食事をすると、食後はあまり寒さを感じなくなったりしますものね。南極に滞在中はものすごくたくさん食べないといけないともきくし。
食べない身体はどんどん冷えるのです。
今回の断食中は雨が多かったのですが、あれは本当に辛かった。雨が降ると寒くて辛くて、布団の中から動けない状態になりました。
これから断食に行かれる方は、さっと羽織れるあたたかい上着を持っていくのをオススメします。この時期に上着なんて季節はずれだから薄手のにしよう、とか思わないで、大げさなくらいあったかめの上着があると、たぶん重宝します。

最大の敵は空腹じゃなくて退屈の気がします

断食中は散歩もままならないんだから外出は駄目、ならナニをするの、という話になると、本や漫画を読んでインドア派を満喫するしかありません。
幸い、静養院には娯楽室という部屋があり、そこに本とマンガが大量にあるのですが……
断食では身体の機能が全般的に低下するわけで、その中には脳もばっちり含まれますので、読書がすごく難しくなります。話の筋を理解したり、記憶したりするのが、本当に困難。
しかし本すら読めないとほんとにやることなくなって退屈で辛いんですよねこれが。


私は前回の経験から、退屈との戦いが滞在中の鍵となることを知っていましたので、対策として「ノートPC」、「インターネット接続用のデータ通信カード」、「PSPとソフト」、「話し相手としてのセキゼキさん」を用意していきましたが、意外とうまくいきませんでした。
まず、断食中の寒がりの身体を、布団から出したくありません。そうすると、寝転がってやれることしかやりたくなくなり、そうなるとノートPCでネットサーフィンとか、けっこう面倒になるのです。
携帯ゲーム機を持参するのは良いアイディアだったのですが、盲点だったのは用意したソフトが意外とつまらなかったこと。
実際にはそれほどつまらないわけではなく、普段だったら続けたと思うんですが、断食中で集中力が劇的に低下している人間にとっては、「文句なしに面白い!」クラスのゲームじゃないと、続ける気持ちになれないのです。
なので、携帯ゲーム機を持っていく方は、そのへん気をつけてください。あと、操作が難解なゲームは、集中力低下ゆえにあまり上手にできなくなると思いますので、難解ゲームは避けないとフラストレーションがたまるかもしれません。そこも気をつけましょう。


また、同行者と楽しい会話でもしていれば断食期間なんてあっという間さ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。。
ですが、体力低下クライマックスの間は、人との会話が楽しく激しく盛り上がることも減ります。頭が働かないので、短時間ならまともな人間のふりをしてそれなりにしゃべれたとしても、長時間会話をしようとすると、「今日は寒いです」「私はカレーパンが食べたいです」「あれはペンですか?」「はいペンです」レベルのことしか話せないかんじになって、会話はぶつ切りになります。



本が読めない、ネットもしない、ゲームはつまらん、会話は途切れるとなると、一番ラクなのはマンガを読むことです。マンガは大抵さっと読めますので、断食中でもなんとかなる。
問題は、マンガはすぐに読みきれちゃうことですね。数冊用意したくらいじゃ、ぜんぜん足りません。
なので、娯楽室においてあったマンガを読んだのですが、あれは以前の滞在者たちが置いていったものなので、あまりちゃんと巻が揃っていません。あのマンガの3巻と7巻を読んだら、こっちのマンガの12巻だけ読もう、とかいうのは、なかなか楽しくなりづらい。


私が次回試してみようと思っているアイディアは、お気に入りの長編マンガを、静養院に宅配便で送ってしまうことです。
静養院では、荷物を宅配便で送ってもよいことになっています。もちろん、帰るときも静養院から自宅に荷物を送れます。
ですので、思い切って荷物と一緒にマンガを静養院に送って、断食中はそれを読み、終わったら送り返す、あるいは娯楽室に置いていく、というのは悪くない手だと思います。

断食のメリットってなによ?

空腹とか体力低下とか、いろいろ辛いことがあるのはわかったけど、じゃあなんで断食するのよ、そのメリットがわからん、とお思いの方のために、このへんでそろそろ断食のメリットについて、私が思うところを書きます。
といっても、専門家の意見ではなく、あくまで一素人の感想みたいなもんですので、あしからず。


まず最大のメリットというか、これを目的にする人が多いよね、というのはダイエットですよね。
どんなダイエット法よりもすばやく痩せます。アタリマエですけど。
でも断食にはこれ以外のメリットもたくさんあるんですよ。

食べ物がおいしくなる

断食終了後は、ごはんがむちゃむちゃおいしくなります。
回復食一回目の重湯についてきた梅干は本当に最高でした。
食べ物の好き嫌いを克服したい方に、断食はオススメです。あなたが「おいしくない。これ嫌い」と思っていた食べ物がおいしく思えてくる可能性大です。

禁酒・禁煙が可能

禁酒・禁煙を何とか絶対にやりとげたいと思っている方は、静養院に行ってみるのは有効な手だと思います。
静養院には喫煙スペースが一箇所ありますので、タバコを吸うことは可能ですが、タバコの入手手段がありません。酒はそもそも禁じられており、やはり入手手段がありません。
静養院は生駒山宝山寺のすぐ近くにありまして、それってどういうことかというと、けっこうな山の上に位置しているということで、タバコや酒を買いにいける場所がないのです。
たぶんちょっと遠出すればなんとかなるのでしょうが、断食中で体力が低下した人間には、そのちょっとの遠出とやらが、もう出来ません。
禁煙が一番辛いのは最初の一週間、というのはよく聞く話です。その最初の一週間というのはきっと、周りにいくらでもタバコが売っているのに、吸っている人間が居るのに、吸おうと思えば吸えるのに、でも我慢しなくちゃならない!というのが大変なのかなあ、と勝手に推察します。誘惑が多くて、はねつける意志の力をそうとう強固に持たなきゃならないとゆー。


静養院にこもってしまえば、まず誘惑がなくなります。それでも吸いたくなって、その気持ちが我慢できなくなったとしても、だからといって出来ることがなにもありません。
「おれは禁煙をやめるぞ!タバコーーーーッ!!」
とか叫んでもいいですが、そのタバコが入手できないんだから、やむなく吸わない生活続行というわけです。

生活や健康の問題点が洗い出せる

私が断食をする上で、一番興味深く感じたのはこの点です。断食を始めると、「あ、自分の生活とか健康の問題点てこれなんだ」というのがわかってくるのです。
例をあげますと、今回セキゼキさんは断食を始めて2日目くらいから、「夜になるとお腹が辛くて酷くむかむかする」という症状に悩まされました。
そのことを院長先生に相談したところ
「夜中に胃酸がでてるんやね……夜食とか食べる習慣なかった? 水をたくさんとって胃酸をうすめればたぶん大丈夫」
と言われ、これがまさに大当たりでした。
朝と昼はあまり食べず、夕食はとって、それだけじゃ物足りないから夜食、という不健康な食生活をしていたセキゼキさんの身体は、日中は胃酸をほとんど出さず、夜になると「解禁!」とばかりにどばどばっと胃酸を出していたわけです。
こんなの、身体によいわけない。
ところが、夜食を続ける限り、お腹のむかつきを本人は感じないわけで、身体に悪いことをしているということが、イマイチ実感できないのですね。
断食をすることで初めて、セキゼキさんは自分の食事のリズムが身体によくないものであることを、心底実感できたわけです。


生活や健康に多少問題があっても、普段の生活では、なんとなくそれがカバーできてしまいます。
ですが、断食をはじめて体力が低下すると、「身体に負担をかけない生活」を真剣に模索していかないとならない状態になります。
すると自然に身体は、早寝早起きの健康的なリズムを刻み始めるのです。
断食終了後も、その健康的なリズムを維持することが、苦ではなくなります。
断食には、自分の身体や生活というものに、正面から向き合う、良いチャンスなのですね。


また、回復食が始まってからも、自分の身体にじゅうぶんに注意を払い続けると、「本当に食べたいもの、食べるべきもの」、「今の身体にあった食事」というものが、なんとなくわかるようになってきます。
そして、自分がなんとなく食べたり飲んだりしているものがなんと多いのか、ということに気づきます。
「物足りなかったら嫌だから」、「これくらいあってもいいと思ったから」という理由で、本当に食べたいわけでもなく、とてもおいしいというわけでもない食べ物をなんとなくぼんやりと食べてしまっているのだな、ということがわかるんですね。
回復食が始まったばかりの頃は、まだまだ胃が小さくなっています。そうすると、食べたいわけでもなくおいしいわけでもなく身体が必要じゃないと感じているものは要らなんだ、ということがすんなりと思えるようになります。
私にとっては、この生活と健康の問題がなんとなくわかってくる、というのは、断食をして本当によかったな、と思わせてくれることでした。

ストレスフリーな生活

静養院滞在中は、ストレスというものと無縁の生活を送れるので、心がとてもラクです。
シャバというのは、刺激がたっぷりと渦巻いています。配偶者が浮気しているとか、借金を抱えているとか、そんな大問題を抱えていないひとたちでも、辛いこととか、不快なことがいっぱいあるわけです。一つ一つは些細でも、蓄積されるとけっこうたいへん。
もちろん、シャバには素晴らしいもの、楽しいこともたくさんあるのですが、たとえば
「今週はトラブルがあって深夜まで残業続き、疲れた。週末は酒で憂さを晴らすぜオー」
とか思いながら酒場に繰り出せば、気持ちはすっきりしても、身体は更に疲れてしまう。結局それは新たなストレスを生んだりする。


静養院には不快な刺激も楽しい刺激も、どちらもありません。何もない、ということは、実はとってもラクで、落ち着きます。
前回の断食後、シャバに帰ってから私は、とても疲れたとき、静養院の庭のベンチに腰を下ろしてぼんやりと座っていたときのことを、何度も思い出しました。
そのときはそれが特別なことだとは思わず、座っていただけでしたが、これから起こるナニカ、これまで起こったナニカのことを何も考えずに、ただ目の前の景色を楽しんでいただけだったあの瞬間は、実は本当に幸せだったのじゃないか、あの場所に戻りたいなあ、と何度も思ったわけです。(ちなみに静養院は山の上にあるため、景色が素晴らしいです)


で、今回その場所に戻れました。やっぱりよかったです。何もないからこそ、余計に全てが豊かでした。

静養院を選んだ理由

二回ともお世話になった静養院断食療養所を、私は以下の理由で気に入っています。

  • 相部屋ではなく個室利用が基本の断食療養所としては、料金が安い!
    • 調べた限りでは個室利用の断食療養所って料金が高いことが多いようです。そして静養院よりも料金が安い断食療養所もけっこうあるのですが、たいてい六人部屋とかの相部屋なのです。私は見知らぬひとと極限状況で同室ってそれ辛くない、と思ってしまったので、この料金で個室ってイイ、と思って静養院を選びました。
  • スタッフの方がみなさん揃って感じが良い。親切で優しくてにこやか。
  • 決められたスケジュールがなく自由行動が許される
    • 断食療養所では、ヨガとか体操とかパターゴルフとかエステとか、なにかそういうスケジュールが決まっていて、入所したらそれをやっていかなければならない、というところがけっこう多いですが、静養院にはそういうスケジュールは一切ありません。朝夕二回の静座がありますが、これも自由参加です。私は断食療養に行ってまでスケジュールに追われる生活はしたくないので、こちらをほうっておいてくれる静養院が好きです。
  • 完全な断食が出来る数少ない場所のひとつである
    • 断食療養所と言っても、水のみの完全断食を行っている場所は案外少なく、断食中は無農薬有機栽培の野菜ジュースを飲むとか、そういうところがけっこう多いのですが、静養院は断食中はほんとに断食、水しか飲めません。どうせ断食を経験するなら、本格的な断食がしたい、と思っていましたので、これも私のニーズに合っていました。
  • マクロビとかああいうのをすすめられない
    • 「断食後は無農薬有機栽培の野菜で玄米で回復食、これからもこの健康的な生活を維持していきましょう!」的なイデオロギーを標榜している断食療養所はとても多く、そういうものに興味があって好きな人にとっては、それはとってもよいことなのだと思いますが、私自身はこれからも俗な生活を続けていく気満々ですので、そういうのすすめられてもちょっと困るよね……と思っていたのです。なので、そういう話が一切出ない静養院はたいへんありがたかったです。いただいたアドバイスは「何でも食べてバランスの良い食生活を。でも神経質になりすぎないで」というもので、これは非常に素直に受け止めることが出来ました。

終わりに

というわけで、二回の断食体験を通してなんとなく思ったことをぐだぐだ書いてまとめてみました。
言いたいことは「断食って意外と楽しくて面白い!」ということです。合わないひとも絶対にいるとは思いますので、万人にはオススメできませんが、前回・今回の記事を読んで興味をもたれた方は一回トライしてみてもいいんじゃないかな、と思ったりして。新鮮な体験であることは間違いありませんし。