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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

愛称に愛がないとか

高校時代、電車通学していた私は、ときどき朝、一緒の電車に乗り合わせるヴェリーハンサムな男子高校生に勝手に愛称をつけていました。
ちなみにその愛称は「顔面人」(がんめんじん)。
「あまりにハンサムで顔ばかり印象に残るから」
とゆーのが、由来です。


長じてのち、私はある会社で働いていたとき、コピー機の点検・修理にやってくる営業マンさんに、再び心の中で愛称を付けました。
「爽谷漢」とゆーのがそれです。ちなみに「さわや・かん」と読みます。読まなくていいけど。
あまりにハンサムで爽やかな方だったので、そう名付けました。


そして最近、朝の通勤電車の中、たまに見かけるあるサラリーマンさんには、「爆弾野郎Aチーム」とゆー愛称をつけました。
なぜなら彼もまたあまりにハンサムでびっくりするくらいで、つーか、あそこまでいくと自然界の生きものとは信じられず、偉大な芸術家が心血を注いで作り上げた立体的アート作品としか思えなくて、彼の両親はほんまに敬意に値する芸術家チームやで、しかもそのアートが動くんだからすごいよね、バイオスタチューだ!
芸術の進化はすごいな、そしてやはり、芸術といえばバクハツでしょう?
とゆー思いが、私にそんな愛称を生み出させました。


みたいなことを友人に話したら、
「ひどすぎるネーミング……本人たちがきいたら頭がくらくらしちゃいそうなのばかり。シロイ、彼らのこと嫌いなの? ハンサムに反感を覚えるタイプ?」
とかまったく思いがけないことを言われてしまいました。
むしろ私は愛情こめて名付けたつもりだったのに!
もしかして私、ネーミングセンスないの!?(気付くのが遅すぎる)


しかしこの愛称を付けるとゆー作業はなかなかに危険で、私は以前、コピー機の修理をしている爽谷漢さんに間違って
「さわやさん」
と呼び掛けてしまってぽかんとされたことがあるのですよ。
さわやさんなら人名ぽいから問題小さいけど、ハンサムサラリーマンさんを間違って
「爆弾野郎さん」
などと呼ばないようにしないとね、などと考えていると、朝の通勤はなかなかにスリリングなのでございました。