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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

ウィンタースポーツを楽しもう!


今一番熱いウィンタースポーツはスノボでもスキーでもないですね。
「雪かき」ですよ。ずばり。
シロイというのは実は、実家(雪国)に一週間帰省すれば、雪かきは三回はこなすけど、スキーには一回も行かないほどの雪かき愛好者であります。
というわけで本日は、この冬一番のオススメウインタースポーツ「雪かき」の魅力について、存分に語らせて頂きます。


雪かきの何がおすすめって、命がけのところがいいですよね!
私が前回こなしたミッションは「車庫の屋根の雪下ろし」と「ボイラー周りの除雪」だったんですが、どちらも十分落命の危険性のあるところがたまりません。
なにが危険って、屋根の雪って落ちますからね。
ボイラー周りを除雪中に上から雪が降ってくれば窒息して死ぬでしょう。
屋根の雪を下ろしている最中に自分も一緒に墜落すれば、骨折して身動きできなくなったところにさらに上から雪が落ちてきて窒息して死ぬでしょう。それに、どちらの場合も凍死の可能性もあるんですよ!
これほどスリリングなスポーツ、そうはありませんって。


雪かきで死なないための注意点。

  1. 屋根の雪の状態をチェックしましょう。屋根から雪が落ちきってから雪かきをすること! 半端に屋根の上に雪が残っているときに軒下にいると死んじゃうぞ?
  2. ルートの確保。自分が雪をかく地点(今回なら車庫屋根やボイラー周り)の屋根に雪が残っていなくても、そこに辿り着くまではどうかな? 迂闊なルートを通るとやっぱり死んじゃうぞ?
  3. 人手の確保。単独の雪かきはもしもの事態が勃発したときに誰にも気付いてもらえない危険性が。誰かと一緒に雪かきをするのもいいですし、屋内に残るメンバーがいるようでしたらそのひとに、自分がこれから雪かきという決死のミッションに出かける旨を告げておきましょう。
  4. 防具の充実。上半身、下半身ともにきっちりとした装備でかためていくこと。防水性は大事です。もちろん長靴と手袋も。手袋、長靴ともに革製のものは避けてください。びしょびしょになりますから。もしもあなたが雪に埋もれてしまったとき、あなたを守るのはこれらの防具なのです。
  5. 雪の捨て場所の確保。自分の家の屋根の雪を、隣の家の庭などに捨ててしまうと、当然新たなトラブルが発生します。雪を捨てても問題にならない箇所を必ず確保しておきましょう。折角凍死と窒息死を避けられたのに、隣近所とのトラブルの果てに暴力的な死を迎えるようでは虚しいにもほどがあります。


こんなに楽しいウインタースポーツ「雪かき」ですが、一つ欠点がありまして、それは
「観光客に雪かきをさせてくれる場所がない」
ということですよね、やっぱり。いきなり雪国の民家に飛び込んで、
「すみません、お宅の雪をかかせてください」
と言っても、不審者扱いされて通報されるのがオチです。


ですから、そんな孤独な都会人たち、雪かきに憧れつつも場所がないんだよなあ、とお悩みの方々は、ぜひ私シロイにご連絡を。
実家の両親と相談の上、シロイ家周辺の雪を存分にかいていただこうかと思います。
シロイ家はスキー場から車で10分という、非常に標高の高い場所にありますので、現在はかく雪に不自由するということはございません。
また、都会と違って隣近所の家も適度に離れておりますので、雪の捨て場所をめぐるトラブルの発生しにくい、初心者向けの雪かきスポットも多数ご用意できます。もちろん上級者向けの高難易度スポットも豊富です。
急がないと冬が終わってしまいますよ? ご連絡はお早めに。
放っておくと一階部分が埋まりかねない雪に腰まで沈みながら命がけで汗を流してみたい方、お待ちしております。