wHite_caKe

だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

オフ会志願

二ヶ月ほど前の、ある日の会話

「ぼく、シロイさんのブログのオフ会の話を読んだら、自分もオフ会ってやつに、出てみたくなったんですよ。どうすればいいと思います?」
H先生がある日、そんなことを言い出しました。
「どうすればと言われても……2ちゃんのオフ会板ってやつを利用するのはどう? 私は覗いたことないけど。あとは、mixiかな。mixiで適当なコミュニティに入ると、オフ会に繋がりやすいと思う」
「なるほど。うーん、どっちも嫌だなあ」
「えーっ、なんでー?」
「ぼくはあの記事を読んで、オンライン上で作り上げた自分のキャラクタ像を抱えてオフ会に行くってことに、興味を持ったんです。要するに、事前にネットでキャラクタとしての自分を確立した上で、オフ会がしたいんですよ。ネット経由でひとに会えればなんでもいいんじゃなくて、多少の仕込みがある経験をしたいっていうんですか? シロイさんみたいに、性別詐称までやるつもりはないけど」
「私は性別詐称を本気でやりたかったわけではないのだが……まあいいや。でもさあ、それって、仕込みに手間暇かかっちゃうよ」
「そうなんですよ。それが面倒でね」
「インスタントなオフ会は嫌、仕込みに手間暇かけるのも面倒って、H先生ってば、けっこうワガママ。あ、わかった、ブログやればいいじゃん。そんで、ある程度アクセス数が増えたところで、オフ会開けばいいんじゃ?」
「そこですよ! やっと気付いてくれましたか」
「はい?」


H先生の目が、キラリと光りました。
「つまり、シロイさんがwHite_caKeオフを開けばいいんですよ」
「はあ? なんで私がオフ会開かなくちゃならないのよ?」
「だってそうすれば、ぼくは自分で何をしなくても、既に『H先生』というシロイさんが確立してくれたキャラクタを使えますからねえ。他人の仕込みをまるっと使える、これはオイシイ」
「えーっ、そんなのやだよう」
「どうして嫌なんです?」
「そういうオフ会っていうのはきっと、すんげえ大手ブログのひとがやることなんだよ。うちみたいな弱小ブログがやると、参加者が集まらなくて、さみしいことになりそうよ? ウサギがさみしいと死ぬってのは嘘らしいけど、私はさみしいと泣くかもよ?」
「別にそんなに大勢の参加者は必要ないじゃないですか。シロイさんとぼくで、既に参加者二人でしょ。だったらそこに、読者の方が二人くれば、合計四人。四人で飲むって、親密な雰囲気があって、けっこう楽しいと思いますよ。いくらwHite_caKeが弱小ブログでも、二人くらいの参加者は、なんとか集まるんじゃないですか? それにそのくらい小規模のオフ会のほうが、幹事も楽でしょう」
「ああそうか、そう言われるとそうかも。大規模オフの幹事なんて、めんどくさそうだから、絶対やりたくないしねえ。四人くらいなら、店に予約入れなくても適当に動けばいいし。……それに私も、うちのブログを読んでいるひとってどんなかんじなのか、興味はあるよね、やっぱり」
「でしょ? はい、じゃあ決まり。wHite_caKeオフ、是非開催しましょう」
「いやいやいやいや、ちょっと待って。まだ決まってないから。やっぱりそれは何か図々しい気がするから。それに二人も参加表明するひとがいるか、判らないし!」
「えー。さっさと覚悟決めればいいのに。とりあえずぼくは、これからもwHite_caKeオフ開催をせっつくつもりでいますからね」

そして現在

「H先生……わたくし、今ちょっと、人生でもかつてこれほど腐ったことがないほどの腐り具合なので、ちょっと愚痴を聞いてください。このままだと私、ゾンビになっちまいます。それもちゃんと、ロメロのゾンビですよ! 『あー』とか『うー』とか言いながら、のろのろ歩き回るくらいしか能のないアレですよ!!」
「それほど腐っているわりには、余裕のある物言いに聞こえますね。ロメロて。まあいいです、愚痴に付き合いましょう?」
「精神汚染イベントが重なった結果、今日の私はもう、ベッドの上に横たわって、ぴくりともしない数時間を過ごしましたよ……なんかすげー疲れた……」
「それにしてもシロイさんの今年の運勢はすごいなあ。ぼくの周りでも有数のかわいそうなひとですよね。貧乏だし」
「え、そうなの? もしかして私ってかわいそうなひとなの?」
「もしかしなくてもそうでしょ。九年一緒に暮らした彼氏と別れて、家と職と金と彼氏のない状態に一気に追い込まれて、その上でまた精神汚染イベントなんでしょ。すごいじゃん」
「うわあっ、そうやって他人に要約されると、マジ私かわいそうじゃん。気付いてなかった!」
「へえ。迂闊なひとだなあ。要約するまでもなく不幸ですよシロイさん」
「で、まあ、とにかく。私、今すごく精神的に落ち込んでましたね。どうすれば気持ちが上向くか模索中なんです。なんか心が浮き立つイベント、ございませんか!?」
「ああ……」
そこでH先生はちょっと目線をあげて、空中をみつめました。
「そうですね、何かイベントがあれば、人間はそれを楽しみに生き延びることができますからね。うーん、いいイベントねえ……あっ、そうだ。オフ会すればいいじゃん」
「ああっ!? まだ諦めてなかったの、アレ?」
「ブログで、読者さんを募って、『シロイ・ケイキを励ます会』を開けばいいんですよ」
「でもでも、そんなことやって参加者が集まらなければ、私はやっぱりさみしくて泣いちゃう……とか言ってる場合じゃないのかもなもしかして。なぜなら私は、オフ会の有無にかかわらず、現在泣きたい気分なんだからな!」
「でしょう? どっちにせよ泣くのなら、前向きに思える方向性を模索した方がいいじゃないすか」
「確かに! H先生、あんたはほんまに、ええこと言うでえ。駄目でもともと、私は今、ココロを前向きにしてくれるイベントを欲しとるんじゃあああ」


えー、てなわけで。
ほんとにもう、こんな申し出が図々しいことを承知で言わせて頂きますが、ここのブログを読んでいる方で、私を励ます会に出席してもいいと思う、ご親切で奇特な方はいらっしゃいませんか?
開催日時はもう10月14日で決定。場所はもう池袋にしちゃうことにしました。19時開始でいっか。今この場で決めているので、かなりテキトーだけど、こんなもの慎重に決めたからより良い結果になるってものでもないよね?
一応一週間前の10月7日に参加募集を締め切ります。その時点で集まっている人数をもとに、予約入れてしまうよ。そのときH先生と私以外に一人でも参加希望者がいたら決行します。
参加してもいいぜーと思う方は、コメント残すなり、blackbirdsong@hotmail.comにメールくださるなりして下さいな。blackbirdsong@hotmail.comではメッセもやってますので、「メール書くのめんどい。適当に話しかけて参加表明したい」という方は、メッセで話しかけて下さってもケッコウでございます。