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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

ジョースターの血統

ジョースター家に生まれるメリット

  • ジョースター家の人間は代々外見に恵まれる。
  • ジョースター家の人間は、高い身体能力、優れた知性・洞察力、比類なき勇気と判断力、高潔な人間性、熱い情と強い正義感などを持ち合わせている。
  • ジョースター家の人間は波紋やスタンドなど、世界的に見てもそうとうレアな特殊能力を持つ可能性が非常に高い。しかもそれらの能力は、「壊れたものを何だって直すことができる。怪我も治せる」、「時間を数秒間止めることができる」など、すさまじく便利であったりもする。
  • 素晴らしい友人にめぐまれて、熱い友情をはぐくむことができる。
  • モテる。
  • にもかかわらず「生涯一人の女性を愛しぬく」と言い伝えられるほどの純愛派。しかし、海外に愛人を作って子どもまで生ませた者もいるため、一概には言えない。
  • いろいろと珍しい体験ができる。

ジョースター家に生まれるデメリット

  • わけのわからない命がけの冒険に巻き込まれて、デッドオアアライブを彷徨う可能性が異常に高い。一族の中には乗り込んだ飛行機が4度墜落した者もいるほどである。
  • わけのわからない命がけの冒険のために、非常な苦労をするが、事情が特殊であるため、他人に悩みを相談したり、愚痴をこぼしたりすることはできない。「吸血鬼から世界を救うためにエジプトに行かなければならない」、「人類を越えた特殊生命体を滅ぼすためにテンションが異様に高いナチス軍人と共闘する必要がある」、「幽霊に頼まれて特殊能力を持った連続殺人犯を捕らえなくてはならず、その際警察を頼りにしてはならない」などの悩みは、誰かに打ち明けた途端に病院送りにされるのがオチであろう。恋人や配偶者、わが子にも打ち明けられない秘密を抱えて生きていくしかないのだ。
  • せっかく素晴らしい友人と熱い友情を育むことができても、その友人たちはたいてい殺される。
  • わけのわからない命がけの冒険のからみで、普通なら一生係わり合いになりたくない系の異常な人間(連続殺人犯、ストーカー気質の女性、狂信的な神父、ナチス軍人、囚人)とたくさん係わり合いにならざるを得ない。しかもそいつらと仲良くしなければならないときすらある。
  • 確かにモテるかもしれないが、上記の数々のデメリットのために、モテを活用して恋人を作ることが困難であると思われる。
  • 一説には短命の家系とか(ジョースター卿、ジョナサン・ジョースタージョージ・ジョースター)。しかし、その後このジンクスは破られつつあるようである。
  • ファッションセンスがしばしば不可解。(似合わないわけではない)
  • 代を経るごとに、社会的な階層が確実に落ちぶれていっている。貴族→無職→不良→ヤンキー→ギャング→囚人

「……といった具合に、ジョースター家の人間に生まれるのは得か損かというのは、非常に難しい問題なのですよ。私はこの問題について、数年前から頭を悩ませていましたが、このほどついに解決いたしました!」
「ほほう」
ジョースター家の人間はなんと、SPWスピードワゴン)財団に、代々バックアップしてもらっているのですよ生涯にわたって! 自分を個人的にバックアップしてくれる財団がいるなんて、これはものすごいことですよ」
「あーなるほどね。確かにそれは圧倒的なメリットだ」
「財団がバックにいるなんて、もしかしたら生涯働かなくてもいいのかもしれない。うらやましいねたましい。私もジョースター家に生まれたかった!」
「……うーん、その気持ちはわかるけど、なんといったらいいのかな、シロイって他に何か考えることないわけ」