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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

ジャンプ感想20号

尾田先生ごめんなさい。ワンピの感想書いた後にそんな気持ちがふつふつと湧き上がってきたんですが、尾田先生がこんなサイトを見る可能性は万が一にもございませんから、通しちゃいます。
事前に言っておきますが、私は尾田先生を深く尊敬しておりますし、心から応援しておりますし、ご夫婦が円満であることを強く強く祈っております。

謎の村雨くん

「わーい、いとうみきお先生の新連載だー。楽しみだったんだよコレ。面白いなあ。絵柄は以前とそれほど変わらないなあ」
などと思いながらジャンプをめくっていた私は、みちるさんの登場シーンでジャンプを取り落としてしまいました。
「なななな、何コレ、可愛いよ、みちるさん! うおおお、いとう先生の描く女の子が可愛くなってる、ちょっと母さん!! お赤飯炊いてくれ」
みたいなね。だって私、いとう先生のことを「話も絵もわりと好きだけど、女の子はかわいくない子しか描けない」ひとだと思っていたから!(失礼) そしたらみちるさん、可愛い。性格もかわいげがあっていい子だし。
人間て変わるんですね。ということは、板垣先生が梢さんを美しく愛らしくとんでもなくキュートに描く日もくるかもしれないし、そのぐっとくる梢でバキSAGAリターンズが描かれる可能性もあるということでしょうか。楽しみです。

ワンピース

あだち充先生の奥様」にお会いしたことのある知り合いがいます。
彼が言うにはその奥様というのは、「南ちゃんにそっくり」だったそうです。
「二次元と三次元の違いはあるし、南ちゃんは高校生だから年齢の差はあるのだが、雰囲気がとにかく似ていた」
理解できる話ですよね。要するに、あだち充先生の好みのタイプは南ちゃんなのでしょう。
あだち充先生は様々な作品を描かれていますが、ヒロインの顔は全部南ちゃんですものね。
魅力的な女性キャラを創造するにあたって、身近な女性を参考にするというのも、ありそうな話ですし。
どうしてそんな話をするかというと、尾田先生の奥様はナミに似ているという話だからです。きっとその方は大きな目が印象的な美人でたわわな胸を持ち、折れそうに細いウエストと、すんなりした脚線美の主なのでしょう。
作中のナミさんは、男性もいるのに人前で平気で着替えたり、胸元ががばっと開いていてへそが丸出しのシャツにかろうじて腰を覆っているに過ぎないミニスカートを合わせたりする、気前の良い女性です。私はそんなナミさんの姿を見るたびに、「尾田先生の奥様もこのようなファッションを好まれる大盤振る舞いタイプの方なのだろうか」、「尾田先生はそんな奥様の開けっぴろげな魅力にフォーリンラブしたのだろうか」と考え、心があたたまっていたわけです。
ところがここしばらく、ニコ・ロビンさんが登場して彼女のクールな魅力が人気を集めていますね。少女時代のロビンさん、本当に愛くるしかったし。私はそんなロビンさんに心奪われながらも、「これが尾田先生の好みのタイプの変遷を示していたらどうしよう。ナミタイプよりロビンタイプのほうが好きな尾田先生になっていたら、お二人の夫婦愛はどうなるのですか」とひそかに案じていたわけです。(スーパー余計なお世話)
そしたら今回のナミさん、なんかすさまじくすさまじいことになってましたね。脇で入浴しているカリファさんがいるのに、ナミさんのほうが断然色っぽいの。不思議な力で全身の力が奪われて身動きもままならないのに、それでも相手を強気に罵る女は大胆なミニスカートって、どんだけツボってる描写なんだ。
私はそれを読みながら、「きっと尾田先生はこのシーンを楽しみながら微笑みながら描かれたに違いない。全国のジャンプ読者にどれほどナミさんが魅力的であるかアピールできることに誇らしさを感じていたに違いない。尾田先生の好みのストライクはやはりナミさんなのだ」と感じ、「お二人の夫婦愛は揺るぎないものなのだ」と確信しました。一瞬でもお二人の夫婦愛を疑った自分を恥じたのです。
というわけで、カリファさんはがんばって、更にナミさんをいたぶって彼女のあらたな魅力を引き出し、全国のワンピ好き小学生男子たちの胸をドキドキさせてください。

銀魂

この皿割り合戦演習って、皿を身体にくくりつけた大将が上からケプラー繊維の防弾チョッキ(そんなものが銀魂世界にあるのかどうか判りませんが、宇宙船があるんだからあってもいいんじゃない)を身に着けて大将が地下室や屋根裏に隠れるとか、そういうのもアリなんですかね? あるいは、回転寿司なんかでよく見かける、一見陶器風だけど、実はプラスチックだからちょっとやそっとじゃ割れないんだよん皿を使うとかもアリ? だって事前に皿を変えるのが許されている(=公式な使用皿が決まっていない)ルールならそれは可能だよね。あと、単純な方法としては皿を脇の下にくくりつけたりすれば、相手がそこをピンポイントでヒットするのは難しいし、身体中にダミーの皿をつける方法もあるし……などとインチキな手段が次々と思いついてしまうんですが、どうも皆さんそのような方法はとらずに、かなり正々堂々と戦うつもりのようですね。本当の実践剣法を目指すなら、もっとヒキョウに生きてもよいのではなどと考えつつ、それじゃ子どもたちによろしくない影響を及ぼしてしまうから少年誌としては駄目なんだな、と気付きました。空知先生は意外と子ども思いです。

アイシールド21

雪光くんは幼い頃からデコがつややかに広かったのですね。勉強の結果、高校生なのに頭髪が減少したとゆーわけじゃないんだ。安心しました。

BLEACH

藍染さんの真の目的は王鍵を作って王様を殺しにいくことと言われても、今度は「なんのために王様を殺すの?」という疑問があらたに浮上しますので、やっぱりまだ真の目的はわかってないんじゃない、という気がしました。象徴的な王様を殺したからどうなるのか、よくわからないものなあ……

NARUTO

ナルトくん、ほんとマジでそんなにサスケくんを連れ戻したいの? サスケくんがただの嫌なヤツに見えちゃうあたしが修行不足なの?

リボーン

今週まで気付かなかった私が迂闊なのですが、ツナくんたちの学校の制服、やけにツヤツヤしてますね。ものすごい光沢です。少なくとも私にはそう見えます。あんなに光る布地が存在するとは思えません。ビニール素材で出来ているんじゃないの? あるいは金属で。
それにしてもこのリングの話に突入してから大分たちますが、指輪って個々人によってずいぶんサイズの差があるような気がするのに、皆問題なく身に着けていますよね。どうして、と考えると、「フリーサイズだから」という答えしか思い浮かばない。
そして、そう考えた瞬間に「フリーサイズの指輪って、なんか安っぽいのでは」と思ってしまう。「フリーサイズの安物指輪をめぐって殺し合いって、みじめじゃない?」、「待てよ、けれどどれほど高価な指輪であっても、命を賭けて奪い合うほどの価値はない。何故なら君たち若人の輝かしい命こそがどのような宝石よりも貴い宝なのだから」、「指輪のために争うなど、いずれにせよ愚かしいのだ」、「それでも争わねばならないときがあるのだ」、「そのような戦いの悲しさを強調するために、敢えて天野先生はフリーサイズの指輪設定を持ち出したのだ」と私は今週やっと理解し、あらためて天野先生の偉大さに心震わせるのでした。

ムヒョロジ

ロージーくんが乙女だということはもう皆さんが指摘つくして久しいわけですが、今週の回想シーンを見れば、エンチューさんもなかなかの乙女であることがわかります。

あっ ほら見てアレアレ!! キレイな森!!

単純な台詞なのにそこに込められた乙女らしさがどれだけ味わい深いことか……この言葉遣いは絶対に乙女ですよ。毎週日曜日にはフリルのエプロンをつけてパイを焼き、リルケの詩集とか持ち歩くタイプの乙女。

DEATH NOTE

月くんの演説、みんなしらーっとした顔で聞いてますけど、今週ちらっとしか描写されていない魅上さんは、やっぱりウットリした顔で聞いているんですかね。「サスガ神はいいことを言う! 神万歳」みたいに。そのウットリ顔を私は見たかったなあ。魅上さんの電波ぶり、陶酔ぶり、ゆんゆんぶりを、もっと堪能したかったなあ。

ツギハギ漂流作家

マキビくんもフヒトさんも、他人に対して敬意を抱けない人間なんだなあ、と思いました。嫌だわ。

ネウロ

ネウロが弱っている様子って、新鮮ですね…… そしてネウロを守るために自らサイと対峙する弥子さん。二人の変化が熱いなあ。こうやって対等のパートナーへと近づいていくんでしょうか。今週もネウロはとても面白かったのですが、私はこの漫画が好きすぎて上手く感想が書けません。