wHite_caKe

だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

最近、蝶々は

前回までのあらすじ

家と金と職と彼氏を一度にうしなったシロイ・ケイキはしばらくネットをお休みしますと宣言した。

とか言っていたのに

現時点で私の状況は1ミリも変わっちゃいないのですが、日記を書きたくなったので、書いています。とりあえず実家に身を寄せることで飢え死にせずに生き延びているし、なんかネットも出来ています。
と言いつつ、両親が「年金てちょっとしか貰えないね。節約しないとね」などという会話をしているのを耳にすると胸が痛い! 早く引っ越して仕事を見つけたい!!
というか本当は実家周辺で職を探せば一番話が早いんですが、うちの実家は都市出身の人間が遊びに来たら「ぽかん」と口を開けてしまうであろうど田舎で、自慢は空気が美味しいことと、星が綺麗なこと。めぼしい求人なんてありゃしません。
「うーん、どうしよう」
悩む私に、頼りになる友人たちや優しい両親が、様々なアドバイスをくれるのでした。
私自身も自らの身の振り方について、いろんなことを考えてしまうのでした。

ここ数日で皆に提案された私の身の振り方

●とりあえず名古屋に引っ越す
→友人Iの提案。「私今度、夫の転勤で名古屋に引っ越すので、一緒にどうですか?」


●とりあえず石垣島に引っ越す
→友人Lの提案。「だって友達が一人石垣島にいれば、遊びに行くとき便利だもん」


●とりあえず外国に引っ越す
→友人Nの提案。「いい気分転換になると思うよ」


●農家の嫁
→友人SとNの提案。「田舎には嫁を求めている農家の長男が山ほどいるのが最大のメリット。最初から家付きでリッチこの上ない」


●スポーツジムのインストラクター
→H先生の提案。「ぼくが今会社をクビになったらそうするから」


●アロマセラピスト
→母の提案。「親戚の女性実業家に勧められたから。なんかとても儲かるらしいよ」(ほんとかよ)


●エロサイトの管理人
→再びH先生の提案。「ぼくの知り合いでエロサイト管理人やっているやつが、ものすごく儲かっているんですよ」(これは確かに儲かりそうだけど、でも人として駄目だ。)


●読書公社職員
→父&椎名誠先生の提案。「一日中本を読んで生活できる職業があればいいのになあ。椎名誠の短編でそんなのがあったよなあ」(確かにありましたが、あれは架空の話です)


皆さん、発想がとても自由ですね。想像力の翼を広げることができるのは、素晴らしいことだと思います。ただ、その翼が実用的かどうかは別問題であるということも、よく判りました。
と言いつつ、私の頭をよぎるのもなんだかどうしようもない考えばかりなのでした。

ここ数日私が「なりたいな」と思った職業

自衛官
→ふとしたきっかけで「自衛官になればお金を貰いながらいろんな資格をとる勉強ができてお得だ!」と思いついてしまった。その後年齢制限にひっかかることを知って断念。


●探偵社の調査員
→もともと読書ジャンルとしてミステリが好きなので、思いついてしまったが、口に出した途端に周囲の大半の人間から反対された。エロサイト管理人をすすめてくれたH先生や、アロマセラピストを提案した母にまで反対されたので、自分でもこの発想はおかしいのかもしれないと思った。


●修道女
→実家の近所に修道院があったので、いっそ神に仕える人生も悪くないかもしれないと思ってしまった。


●尼
→その後、自分は仏教徒であることを思い出したので、修道女から軌道修正した。


私は今まで、古い時代を舞台とした小説を読みながらしばしば、
「失恋したあとに軍隊に入る青年や、夫を亡くして出家する女性の話がよく出てくるー、昔のひとは考えが突飛だなー、身の振り方の選択肢が少なかったのかな」
などと考えていたものですが、昔も今も人間の考えることなんてそう変わらないことがわかりました。
もしも年齢制限にひっかからなければ、私は本気で今頃自衛官の求人に応募していたと思います。


最近の私は、自分が本当は何になりたいのかということを考えながら「13歳のハローワーク公式サイト」を見たりしているのですが、その自分探しはあまりにも遅すぎます。十年単位で遅すぎます。


まあ、現実的に考えれば、関東のあたりに引っ越して、その近くのハローワークに行って仕事を探しながら派遣会社に何社か登録するのが一番なんでしょうけどね。
でもそんなのって、何のネタにもならない。(ネタにする必要はないんだよ)
つーわけで、引き続きお仕事大絶賛募集中です。素敵な職業のアイディアをください。