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だらだら書きますので、だらだら読んでもらえるとありがたく。

セキゼキさん

『むしろウツなので結婚かと』第8話~治ってなくても気は焦る

本日3月17日に『むしろウツなので結婚かと』の第8話が更新されました。 comic-days.com セキゼキさんの症状が落ち着き始め、ウォッカも勝ち、私たちは喜びで自信を深めていくことになりました。 ああよかった、もう大丈夫、これから病気はどんどんよくなって…

『むしろウツなので結婚かと』第7話~前よりマシでも治ってはいない

本日2月24日に『むしろウツなので結婚かと』の第7話が更新されました。 comic-days.com スーパーラッキーで合う薬がスピーディーに見つかったセキゼキさん(仮名)。じゃあコレで何もかもオッケーで心安らかに過ごせるようになったかというとちょっと違った…

『むしろウツだから結婚かと』第6話~みんな違って、みんないい。けどそれだけじゃない

本日2月10日に『むしろウツなので結婚かと』の第6話が更新されました。 comic-days.com 今回は多様性に潜む罠のお話をします。ナニソレ関係あるのかよこの話にってかんじですが、関係あるんです。 えー、多様性というのは生き物にとってとても大事なことです…

『むしろウツなので結婚かと』第5話~あなたのためにという言葉は、いついかなるときもウツクシクナイ

本日1月27日に『むしろウツなので結婚かと』の第5話が更新されました。 comic-days.com 今回は、お話の最後にセキゼキさんが(仮名) 「病院に行く」 と言い出したときに、私が感じたことなどを書きます。 セキゼキさんがどうして病院に行くと言い出したのか…

『むしろウツなので結婚かと』第4話~石油王ならすべては解決

本日1月13日に『むしろウツなので結婚かと』の第4話が更新されました。 comic-days.com セキゼキさんは、とにかく病院に行きたがりませんでした。 会社はこの時、かなり好意的に処理してくれていました。とはいえ、診断書もない状態で仕事を休み続けるのには…

『むしろウツなので結婚かと』第3話~なんでそこが混ざった?

本日12月30日に『むしろウツなので結婚かと』の第3話が更新されました。 comic-days.com 今回はマンガの中には描かれていないけれど、あの夜に起きた出来事の話をします。 さて私はずいぶん昔、ブログに「集団墓参り」というお話を書きました。 white-cake.h…

『むしろウツなので結婚かと』第2話〜訂正できないのが妄想だ

本日12月16日に『むしろウツなので結婚かと』の第2話が更新されました。 comic-days.com 今回はその第二話の中でセキゼキさんの身に何が起きているのかという話をします。 会社に行けなくなってしまったセキゼキさんは 「みんなおれに怒っている」 「もう許…

半分の優しさがいつでも通用するわけじゃない~『むしろウツなので結婚かと』第1話について

さて、本日2018年12月2日より、コミックDAYSで『むしろウツなので結婚かと』の連載が開始いたしました。 comic-days.com 折角の機会ですので、これからお話が更新される都度、原案者からひとこと的な文章を書かせていただきます。 当時はわからなかったけれ…

12月2日からコミックDAYSで「むしろウツなので結婚かと」の連載が開始します

今年も残りわずかとなりました。年内にやっつけなきゃいけないタスクの多さに日々青ざめる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしですか? さて2018年12月2日正午から、コミックDAYS上で私シロイが原案の『むしろウツなので結婚かと』の連載が開始します。 …

スラダン、おお振り、山賊ダイアリーの枝葉末節な深読み

セキゼキさん(仮名)と漫画の話とかをすると、 「同じ作品のはずなのに、そんなこと考えてたんか!?」 とびっくりすることが多いんですが、今日はその中でも特に印象に残った有名マンガの3つの感想を紹介します。 『SLAM DUNK』彩子さんの思い人 「時々振…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その11〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 本文 暑さがゆるみ、秋の涼しい風が吹くようになる頃から、セキゼキさん(仮名)の調子は、はっきりとよくなりはじめました。 もともとセキゼキさんは暑さと湿気にめっぽう弱く…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その10〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 本文 2007年5月27日の日本ダービー。 セキゼキさん(仮名)と私は、コースの内側から、レースを観戦していました。 1番人気馬と2番人気馬が興奮してオーバーペースで潰れる中、自分のペ…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その9〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 本文 ドアの閉じる音が聞こえた瞬間、私はびくっと体を震わせて、目を覚ましました。 (いかん、またトイレで眠ってしまった) 2008年の夏、セキゼキさん(仮名)の病気が悪化した影響で、私…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その8〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 本文 セキゼキさん(仮名)が初めて真剣に見た競馬のレースは、1991年の有馬記念でした。 競馬ファンの方ならそれがどんな意味合いを持ったレースだったのか、もうお分かりでしょう。 91年の有馬記…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その7〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 その5 その6 本文 2008年7月1日の夕方。 私は帰宅後、久しぶりに自分で食事の用意をしていました。 まだ不安は拭えないものの、それでもとにかく復職までこぎつけたセキゼキさん(仮名)のために夕食を作ってお祝いを…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その6〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 その5 本文 薬が効き始めたからといって、何もかもがきれいによくなるわけではありません。 少しずつ眠れるようになってきてはいましたが、それでもやはり、闇と共に訪れる恐怖と不安に、セキゼキさん(仮名)が押しつ…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その5〜

これまでの分 その1 その2 その3 その4 本文 あの頃の私が生活の中で、一番楽しみにしていたのは、「午後出張」でした。 帰社せずに直帰できるのが純粋に嬉しかったというのもありますが、何よりも電車の中で眠れるのがありがたかったのです。 普段通勤で使…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その4〜

これまでの分 その1 その2 その3 本文 セキゼキさん(仮名)が繰り返し逃避行を続けた2008年3月27日から28日の二日間を、後に私たちは、「魔の二日間」と呼びました。 セキゼキさんにとってはこの「魔の二日間」は暗くて重い渦のようなもので、未だにしっか…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その3〜

これまでの分 その1 その2 本文 やっと帰ってきたところで、大袈裟に騒ぎ立てたら、セキゼキさん(仮名)はまた外に飛び出していってしまうかもしれない。 そう考えた私は、できるだけ何気ない風を装って、 「おかえりなさい。どこに行ってたの?」 と尋ねま…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その2〜

その1はこちら。 本文 あの晩、私たちはぐるぐると当てもなく三時間ほど歩きまわりました。 セキゼキさん(仮名)は落ち着いたのか、それとも疲れたのか、「もうダメだ、早く終わりたい」と繰り返すのをやめ、黙々と歩くようになっていました。 気がつくと、…

二年間のハジマリとオワリとツヅキ〜その1〜

2008年3月27日木曜日。 16時頃、私の携帯に、セキゼキさん(仮名)からメールが入りました。 今シロイの最寄り駅の近くにいるから 帰る頃メール欲しい。迎えに行きます 平日のこんな時間、勤務中の筈のセキゼキさんが、一体なぜこんなメールを……? 何かおか…

少年12歳天命説

過去 以前、プロマジシャンのマーカ・テンドーさんとお話したときのことです。 「テンドーさんて、マジック始めたのまだ子どものときですよね?」 「うん、そうだよ」 「何がきっかけだったんですか?」 「よくある話で、デパートのマジック用品売り場だよ。…

集団墓参り

さて、今回私がホラーを求める気持ちになったのは、実は下記のような事柄があったからなのでした。 その四 セキゼキさんの話 その日、私は近所に住むセキゼキさんとの待ち合わせ場所に向かっていました。 すると、前方から「ひえっ、ごめんなさい」という声…

近況報告さんにんぶん

シロイ・ケイキ ここ一年でシロイの近辺に何か変わったことがありましたかと問われれば、答えはイエスでありまして、シロイの勤務先は、この世界的大不況の影響をばっちりと受け、従業員はばっちりと大量に首を切られ、その切られた従業員の中に、ばっちりと…

きんべんなうたうたいのおはなし その2

続きです。その1はコチラ。 特にサスペンスフルだったりエンターテイメントだったりする展開はありません。先に言っておきますが。 その後うたうたいはいつの間にかヘッドホンを使うのをやめて、普通にステレオから音楽を聴くようになっていました。心遣いを…

窓の外には

しばらく前のこと。セキゼキさん(仮名)にスカイプで話しかけられ、こんな話をしました。 「シロイさあ、前に会社の用事で時々、●●線使うとか言ってなかった?」 「言ってた。月一くらいで使ってるよ」 「じゃあ、もしかしたらわかるかな……あのさ、△△駅−■■…

消えるひと

「この間、すごく怖いことがあったんだよ」 とセキゼキさん(仮名)が話し始めました。 「新宿で、気配がめちゃめちゃに異常なおばあさんがいてさ、腕には注射の痕がびっしり並んでいて、紫のワンピース着てて……そのひとのすぐ近くを通ったら、そのおばあさ…

駄目出しサンドイッチ

引っ越す前、私のアパートは、偶然にもH先生(仮名)の住まいの、すぐ近くにありました。 引っ越しを決めたら、新しいアパートが、偶然にもセキゼキさん(仮名)の家の、すぐ近くであることが判明しました。 どっちもピュアに偶然です。 こういうとき、私は…

セキゼキ的モテる男考察をちょびっと

セキゼキさん(仮名)と昨夜、スカイプしてましたら、彼がなかなか含蓄に深い台詞を口走りましたので、ここに記録。 「結局ねえ、モテる男ほど勘違いしやすいんだよ。そして、勘違いするからこそ、モテる部分もあるんだよ」 「おおおっ? それって、世間で言わ…

あなたの身近なオーソリティ

セキゼキさん(仮名)から、ひさしぶりに連絡が入りました。 最近、彼は多忙な時期が続いた後、体調を崩して、検査入院していたのです。 「シロイ、今ちょっと時間いい?」 なにその深刻そうな声。検査入院したひとがその直後にこんな声を出すなんてまさか……!…